花より男子ファイナル

公開日:2008/6/28
あの大人気ドラマがスクリーンに進出!

超セレブばかりが集まる英徳高校に入学してしまった超貧乏なヒロイン・牧野つくしは、学園を牛耳る伝説の御曹司4人組、通称“F4”(花の4人組・FLOWER4)と出会う。つくしはその中の一人、自己チューで乱暴者な大財閥の御曹司・道明寺司と恋に落ちる。度重なるトラブルがあっても、なんとか乗り越えてきた2人。あれから4年。日本のホテルでは、司とつくしの盛大な婚約記者会見が行われていた。その後行われた道明寺家、牧野家がそろった結納の席で、かつてはつくしの天敵であった司の母・楓から、道明寺家へ嫁ぐ者に代々受け継がれてきた推定100億円のティアラ“ビーナスの微笑”を婚約の証として贈られるのだが……。

神尾葉子原作の伝説的少女コミック「花より男子」。ドラマでも大好評を博し、パート2の最終回で「このオレ様と結婚しろ!」と、つくしに感動的なプロポーズをした司。本作は、その4年後、つくしが大学卒業を控えた頃を描く。原作、ドラマ、どこにも描かれていない、まさに誰も見たことのない“花男”。舞台は日本に留まらず、ラスベガス、香港と世界中を駆け巡る。ドラマシリーズのオールスターキャスト&スタッフが再結成し総力をあげてお届けする本作。ファンなら絶対見逃せない!(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2008
制作国:日本
配給:東宝
主な劇場:日劇2ほか全国東宝系にて
監督:石井康晴
出演:井上真央/松本潤/小栗旬/松田翔太/阿部力原作:神尾葉子

ぐるりのこと。

公開日:2008/6/7
1組の夫婦の10年を描く珠玉のラブストーリー

「お、動いた!」小さく膨らんだお腹に手を当て、翔子は夫のカナオとともに、子を身籠った幸せを噛みしめていた。しかし、そんなどこにでもいる二人を突如として襲う悲劇…初めての子どもの死をきっかけに、翔子は精神の均衡を少しずつ崩していく。うつになっていく翔子と、彼女を全身で受け止めようとするカナオ。困難に直面しながら、一つずつ一緒に乗り越えていく二人…。

前作『ハッシュ!』でカンヌ国際映画祭ほか、数々の映画賞受賞と50カ国を越える世界公開で話題となった橋口亮輔監督の、6年ぶりとなるオリジナル脚本による長編劇映画。1990年代初頭から21世紀へと、日本社会が大きく変質した10年。実際に起きたさまざまな社会的事件を背景に盛り込みながら、ひと組の夫婦の時の流れを、丁寧に、心にしみいるように紡ぎだしている。妻・翔子役に、これが初の映画主演作となる木村多江。ひょうひょうと生きる法廷画家の夫・カナオに、本格的な映画主演に挑むリリー・フランキー。この夫婦を通して、人と人のつながりから生まれる“ささやかだけど大きな幸せと希望”が見事に描かれる。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2008
制作国:日本
配給:ビターズ・エンド
主な劇場:シネマライズ、シネスイッチ銀座ほか全国にて
監督:橋口亮輔
出演:木村多江/リリー・フランキー/倍賞美津子/寺島進/安藤玉恵/八嶋智人/寺田農/柄本明

僕の彼女はサイボーグ

公開日:2008/5/31
『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』のクァク・ジェヨン監督が贈る、切ないラブコメディー。

ひとりぼっちで過ごす20歳の誕生日。寂しい大学生ジローの前に、突然キュートな“彼女”が現れる。彼女と過ごした数時間は人生の中で最も輝ける時間となるが、突然彼女は姿を消してしまう。1年後の21歳の誕生日、ジローは再び彼女に出会う。似ているけれどどこか違う、“完璧”な彼女に。しかしそれは、決して起こるはずのなかった、運命を変えてしまう“恋”の始まりだった。

韓国のみならず、日本でも大ヒットを記録した『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』のクァク・ジェヨン監督が、日本を舞台に、可憐だけどパワフルすぎる“彼女”とちょっと頼りない“僕”の、ピュアで切ないラブストーリーを誕生させた。“彼女”を演じるのは、ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」や「ホタルノヒカリ」などで女優として輝きを増し続ける綾瀬はるか。初挑戦となるロボット役を体当たりで熱演している。いつも微笑みを浮かべている心優しい大学生ジローには、映画『キサラギ』『恋空』など若手実力派として活躍中の小出恵介。“彼女”を愛し続けるジローの一途さや優しさを繊細に演じている。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2008
制作国:日本
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
主な劇場:サロンパス ルーブル丸の内ほか全国松竹・東急系にて
監督:クァク・ジェヨン
出演:綾瀬はるか/小出恵介脚本:クァク・ジェヨン

山のあなた 徳市の恋

公開日:2008/5/24
見えない目で、あなたを見つめていた。

新緑の季節。目の不自由な按摩の徳市と福市が、山の温泉場に向う道を歩いている。彼らは前を歩く人間の数や性別、どこから来たかをかぎ分けられる鋭い勘の持ち主。その彼らの横を1台の馬車が駆け抜けていく。馬車には東京から来た女性・三沢美千穂、大村真太郎、真太郎の甥・研一が乗っていた。徳市たちが温泉場の按摩宿泊所に落ち着くと、宿屋・鯨屋から呼び出しがかかる。徳市が療治に向うと、お客は美千穂だった。

『鮫肌男と桃尻女』『PARTY7』で独自のエンタテインメント世界を作り上げてきた石井克人監督が、日本映画史に残る名匠・清水宏監督が1938年に発表した佳編『按摩と女』を完全カバー。主演の徳市には、SMAPの草なぎ剛。『黄泉がえり』『日本沈没』などを大ヒットに導いてきた彼が、本作では盲人という難役に挑戦。徳市の相棒・福市を演じるのは『それでもボクはやってない』などで実力を発揮した加瀬亮。徳市が想いを寄せるヒロイン・美千穂には、CMなどで注目を集める美形モデルのマイコ。さらに、日本映画界を代表する実力派俳優が集結。脚本は、清水宏が書いたオリジナルをほぼ忠実に使用している。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2008
制作国:日本
配給:東宝
主な劇場:TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国東宝系にて
監督:石井克人
出演:草なぎ剛/加瀬亮/マイコ/広田亮平/三浦友和/堤真一編集:石井克人

痛いほどきみが好きなのに

公開日:2008/5/17
イーサン・ホークが描く、ほろ苦い恋の痛み

ニューヨークに住む若手俳優のウィリアムは、行きつけのバーで、シンガーソングライター志望の女性サラと出会う。ニューヨークに来たばかりという彼女に、ウィリアムは恋をする。しかし、いざベッドに入るとサラはセックスを拒むのだった。ある日、サラはウィリアムを母に紹介するために実家に連れて行く。そこで彼女の辛い失恋の話を聞いたウィリアムは、映画の撮影旅行に便乗してメキシコに誘うのだが…。

『恋人までの距離(ディスタンス)』や『リアリティ・バイツ』などで、恋人たちの微妙な心理を繊細に演じてきたイーサン・ホークが、『チェルシー・ホテル』以来7年ぶりの、監督としての新作となる本作では、自分の分身ともいうべき恋に悩む傷つく若者を、『ストーリーテリング』などで知られる若手注目株マーク・ウェバーに託し、痛いほど純粋に恋に向き合う姿を、活き活きとしたリアリティ溢れる会話を駆使しながら描き出している。グラミー賞受賞のシンガーソングライター、ジェシー・ハリスが手がけたアコースティックなスコアほか、ノラ・ジョーンズ、エミルー・ハリスなどが彩るサウンドトラックも秀逸だ。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:アメリカ
配給:ショウゲート
主な劇場:新宿武蔵野館ほか全国にて
監督:イーサン・ホーク
出演:マーク・ウェバー/カタリーナ・サンディノ・モレノ/ソニア・ブラガ/ジェシー・ハリス/ローラ・リニー/ミシェル・ウィリアムズ/イーサン・ホーク

ランジェ公爵夫人

公開日:2008/4/5
文豪バルザックの名作を、ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠ジャック・リヴェット監督が映画化

パリの華やかな舞踏会でランジェ公爵夫人は、モンリヴォー将軍と出会う。公爵夫人に激しい恋心を抱くモンリヴォー。公爵夫人は思わせぶりな振舞いで彼を翻弄し続ける。追い詰められたモンリヴォーは、たしなみや信仰を理由に拒絶する公爵夫人を、誘拐するという手段に打って出る。それを機に恋に目覚めた公爵夫人。彼女はモンリヴォーに熱烈な手紙を送りはじめるが、彼は徹底的に無視する。拒絶されたと思いこんだ公爵夫人は、失意のうちに世俗社会から離れてゆく…。

ジャック・リヴェット監督が、カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した『美しき諍い女』に続き、フランスの文豪バルザックの名作を忠実に、完璧なまでの美しさで完全映画化。力強く、堂々たる風格の文芸作品を生み出した。19世紀初頭パリの虚飾と欺瞞に満ちた貴族社会を舞台に、最初は戯れのように見えた二人が、いつしか激しく恋愛に陶酔していく姿をとおして、男と女の普遍的な関係を見事に描き出す。艶やかにモンリヴォーを誘惑するランジェ公爵夫人を演じるのは、フランスの人気女優ジャンヌ・バリバール。強烈な存在感を放つモンリヴォー将軍を演じたギヨーム・ドパルデューは、父親ジェラール・ドパルデューに勝るとも劣らない名演技で魅了する。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:フランス=イタリア
配給:セテラ・インターナショナル
主な劇場:岩波ホールほか全国にて順次公開
監督:ジャック・リヴェット
出演:ジャンヌ・バリバール/ギヨーム・ドパルデュー/ビュル・オジエ/ミシェル・ピコリ

マイ・ブルーベリー・ナイツ

公開日:2008/3/22
あなたに近づくための、5,603マイルの旅

ニューヨーク州コニー・アイランド。40年以上前からある、何の変哲も無いデリでジェレミーは働いている。最近、ある女性が毎日必ずブルーベリーパイを買いに来る。彼は密かにその女性を“ブルーベリー”と名づけ、彼女のためにパイを残しておく。ある日、ひょんなことから、お互い少しだけ過去を明かしあう。そして、ジェレミーは彼女が要らなくなった鍵を預かることになる。彼女は店に来なくなり、ある時、メンフィスから手紙が届く。「あなたのブルーベリーパイが世界中で最高!」。ジェレミーは“ブルーベリー”の居所を探し始める…。

『恋する惑星』『2046』のウォン・カーウァイ監督が、旅と距離をテーマに、失恋を乗り越える女性を描く。主演は、グラミー賞8冠の栄光に輝くノラ・ジョーンズ。世界の歌姫が本作で待望の映画デビューを果たした。共演はジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、デイヴィッド・ストラザーン、レイチェル・ワイズ。カーウァイ初の英語映画に、超一級キャストが集結した。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2007
制作国:フランス=香港
配給:アスミック・エース エンタテインメント
主な劇場:日比谷スカラ座ほか全国東宝洋画系にて
監督:ウォン・カーウァイ
出演:ノラ・ジョーンズ/ジュード・ロウ/デイヴィッド・ストラザーン/レイチェル・ワイズ/ナタリー・ポートマン

プライスレス 素敵な恋の見つけ方

公開日:2008/3/8
お金じゃ買えない恋がある。

ジャンは高級ホテルで働くお人よしのウェイター。ある夜、彼を億万長者と勘違いした美女イレーヌに誘惑されて夢のような一時を過ごすものの、ジャンの正体を知った彼女は姿を消してしまう。玉の輿を狙うイレーヌにとって、ジャンはまったく範疇外の男だったのだ。しかし、イレーヌのことが忘れられないジャンは、彼女を追ってコートダジュールへ。さんざん貢いだ末に、またも別れを告げられた彼は、彼女のそばにいたい一心で、彼女と同じ生き方を選ぶ…それはリッチな未亡人のジゴロになること!なんとかイレーヌの追っかけから同志に昇格し、パトロンの口説き方や貢がせ方を教わるジャン。一途な性格はそのまま、どんどん洗練されていく彼の姿に、物質至上主義者イレーヌの心も揺れて…。

知れば知るほどチャーミングな男と女。辛辣なユーモアがちりばめられた会話。スリル満点の展開。これぞ本物のフレンチ・ロマンティック・コメディ!ヒロインのイレーヌを演じるのは、『アメリ』のエキセントリックな少女役で一世を風靡し、『ダ・ヴィンチ・コード』で名実ともに国際派スターとなったオドレイ・トトゥ。これまでの清純なイメージとは180度異なる、若さと美貌を武器にしたたかに生きる女として登場。大胆なドレスで奔放に振る舞いながらも、脆さを隠しきれない女性を、持ち前のキュートな魅力全開で体現する。ジャンを演じるのは、コメディアンとしてフランスで絶大な人気を誇るガド・エルマレ。ある時は従順な小犬のような表情で哀れみを誘い、ある時は道化じみた仕草で笑わせ、またある時は優雅なたたずまいで観客を魅了する。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:フランス
配給:シネカノン
主な劇場:シネカノン有楽町2丁目、シネ・リーブル池袋ほか全国にて
監督:ピエール・サルヴァドーリ
出演:オドレイ・トトゥ/ガド・エルマレ/マリー=クリスティーヌ・アダム

ペネロピ

公開日:2008/3/1
ありのままの私じゃダメなの?豚の鼻を持って生まれたペネロピは、新しい自分と出会うため、街へと飛び出した。

裕福な名家に生まれながら、先祖が魔女にかけられた呪いのせいで、豚の鼻を持って生れてきたペネロピ。両親は何とか結婚させて呪いを解こうとするが、やってくるのは財産目当ての男たちばかり。しかし、そんな彼らもペネロピの姿を見ると、窓から飛び出して逃げていく。そんな中、唯一自分の姿を見ても逃げなかったマックスと出会うが、またも裏切られてしまう。傷ついたペネロピは、自分の思い通りに生きていくことを決意して、家を飛び出す。果たしてペネロピの呪いは解けるのか…?

「キューティ・ブロンド」シリーズのアカデミー賞女優リース・ウィザースプーンが、脚本のポジティブなメッセージに強く魅せられ、自らプロデューサーを務めたチャーミングなラブストーリー。周囲の好奇の目をよそに、彼女が自分の力で運命を切り開き、真実の愛を見つけていく姿を描いたこの作品は、観る人すべてを「私は私でいいのだ!」という晴れやかで前向きな気持ちにさせてくれる。主演は、幅広い役柄をこなす演技派であり、キュートな魅力あふれるクリスティーナ・リッチ。相手役マックスを、話題作に立て続けに出演しているイギリスの若手注目株ジェームズ・マカヴォイが演じている。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:イギリス
配給:東京テアトル、デスペラード
主な劇場:テアトルタイムズスクエアほか全国にて順次公開
監督:マーク・パランスキー
出演:クリスティーナ・リッチ/ジェームズ・マカヴォイ/リース・ウィザースプーン

ラスト、コーション

公開日:2008/2/2
暗殺のために、美貌の女スパイが仕掛ける欲望の罠と裏切り

1942年、日本占領下の上海。抗日運動に身を投じる美しき女スパイ、ワン・チアチーは、敵対する傀儡政権下特務機関の顔役イーに近づき、暗殺の機会をうかがっていた。危険な逢瀬を重ねるうちに二人は、死と隣り合わせの日常から逃れるように、暴力的なまでに激しく互いを求め合う。だが、二人のスリリングで危険に満ちた禁断の愛は、時代の大きなうねりの中で運命的なラストへとなだれ込んで行く…。

『ブロークバック・マウンテン』からわずか2年、再びヴェネツィア国際映画祭の頂点を制したアン・リー監督の最新作は、前作以上に衝撃的、かつ挑発的な愛の問題作だった。原作は、実在の女スパイと特務機関の工作員をモデルにして書かれたと言われるアイリーン・チャンの同名短編小説。戦中・戦後を通して中国で絶大な人気を誇った女性作家の掌編の映画化は大きな関心が寄せられ、香港、台湾では歴代の興行記録を塗り替え、ニューヨークでも外国語映画として最高のオープニング記録を達成。その後も全米に拡大公開され、ボックスオフィスの上位にランクインし続けている。さらに、中国映画として初めて性表現の限界にチャレンジした本作は、そのセンセーショナルな話題とともに、もはや大きな社会現象と化している。運命の女性ワンを演じるのは、新人女優タン・ウェイ。また、イー役をトニー・レオンが硬質で重厚な男してストイックに演じきり、これまでのイメージを払拭し新境地を開いた。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2007
制作国:アメリカ=中国=台湾=香港
配給:ワイズポリシー
主な劇場:シャンテシネ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開
監督:アン・リー
出演:トニー・レオン/タン・ウェイ/ワン・リーホン/ジョアン・チェン原作:アイリーン・チャン

シルク

公開日:2008/1/19
19世紀、フランスと日本を結んで紡がれた、秘められた恋

19世紀フランス。戦地から故郷に戻った青年、エルヴェは、製糸業を営むヴァルダヴューから、蚕卵を入手するためアフリカ行きを依頼される。危険な旅を経て、蚕卵を持ち帰ると、それで得た富で美しい女性、エレーヌと結婚。自らも製糸工場を経営し、結婚生活は順風万帆であった。しかし、アフリカの蚕が病気にやられ、新婚のエルヴェに再び買い付けの依頼が。しかも、行く先はアフリカより遥かに遠い日本だった…。

『海の上のピアニスト』の原作で知られるアレッサンドロ・バリッコの3作目「絹」を映画化。監督は、『レッド・バイオリン』、舞台「シルク・ド・ソレイユ」の鬼才、フランソワ・ジラール。19世紀、蚕卵を求めて日本に渡ったフランス人青年エルヴェと日本人の少女との秘められた純愛を描く。加・伊・日の合作であり、主演にマイケル・ピット、キーラ・ナイトレイのほか、日本からも役所広司、中谷美紀、國村隼らが参加。エルヴェが恋をする少女を演じた芦名星(あしな・せい)は、新人でありながらフランソワ・ジラール監督に見出され、「日本の美の象徴」と絶賛された。日本が参加する国際的な作品に欠かせない坂本龍一が音楽を手がけている。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2007
制作国:カナダ=イタリア=日本
配給:アスミック・エース エンタテインメント
主な劇場:日劇3ほか東宝洋画系にて
監督:フランソワ・ジラール
出演:マイケル・ピット/キーラ・ナイトレイ/役所広司/アルフレッド・モリーナ/中谷美紀/國村隼/芦名星/本郷奏多

オリヲン座からの招待状

公開日:2007/11/3
映画館を守り続けたふたりの愛と、優しい奇蹟の物語

昭和30年代、小さな映画館“オリヲン座”の館主・豊田松蔵が病に倒れ、その弟子であった留吉が、その志を受け継ぎ館主の妻・トヨと映画館を守ることとなった。古い時代、周囲からの陰口を叩かれたりもした。さらには映画産業が斜陽になり始め、貧乏をしながらも映画を愛し、一緒に“オリヲン座”のを守り続けた二人。そして何よりも純粋にお互いを思いやり、愛し続けたのだった。

220万人を感涙の渦に巻き込んだ浅田次郎原作の大ベストセラー短編集「鉄道員(ぽっぽや)」に所収されていた同名作を映画化。ひっそりと佇む京都の小さな映画館“オリヲン座”を舞台に、亡き夫の意志を受け継ぎ映画館を守り続けた主人公に今や日本を代表する女優・宮沢りえ、彼女を支え続けた青年に近年出演作が次々と話題になる実力派俳優・加瀬亮。また宇崎竜童、田口トモロヲ、中原ひとみ、樋口可南子、原田芳雄など存在感のある豪華キャストの競演が実現した。季節の移ろいが美しい京都を舞台に、西陣織、蚊帳の中の儚い蛍など、日本の伝統美を交えつつ、映画館を守り続けたふたりの奇蹟の愛を描くのは、三枝健起監督。心揺さぶる、上質な大人のラブストーリーとしてフィルムに焼き付けられ、いよいよスクリーンに登場する。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2007
制作国:日本
配給:東映
主な劇場:丸の内TOEI1ほか全国東映系にて
監督:三枝健起
出演:宮沢りえ/加瀬亮/宇崎竜童/田口トモロヲ/中原ひとみ/樋口可南子/原田芳雄

恋空

公開日:2007/11/3
切ない恋がたどり着く、衝撃の結末

ごく普通の高校生・美嘉は、ふとしたキッカケで長身でイケメンのヒロと付き合うことに。しかし、激流が飲み込んでいくかのごとく、想像を超える悲劇が次々と美嘉とヒロに襲いかかる。そんな辛い状況が逆にふたりを強く結びつけていったが、なぜかヒロは突然、美嘉に別れを告げる。ヒロへの想いを断ち切るように、美嘉は自分に想いを寄せる大学生・優と交際を始める。優のやさしさに美嘉はしばしの心の安らぎを得ていたが、そこに思いもよらぬ知らせが届く…。

2005年12月、コミュニティサイト<魔法のiらんど>に登場以降、半年に渡って同サイトケータイ小説ランキング1位をキープ。「切ない」「泣ける」とクチコミで広がり、現在延べ1200万人を超える読者に支持され、2006年10月に書籍化されるや発売後わずか一ヶ月で100万部を突破するという驚異的なセールスを記録した。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2007
制作国:日本
配給:東宝
主な劇場:有楽座ほか全国東宝系にて
監督:今井夏木
出演:新垣結衣/三浦春馬/香里奈/臼田あさ美/中村蒼/波瑠/深田あき/山本龍二/麻生祐未/高橋ジョージ/浅野ゆう子/小出恵介

天使がくれたもの

公開日:2007/9/29
恋に効く恋愛ケータイ小説「天くれ」待望の映画化!

新しい出会いや夢や希望に満ちあふれた、高校新一年生の日向舞。同高の親友・美衣子の紹介で運命の出会いをした。初対面の印象最悪、デリカシーのないカグこと香久山聖。顔をあわせれば口げんかばっかり。でもいっしょにいる間にカグが不意にみせる優しさに、ちょっとずつカグのことが好きになっていく舞。カグも次第に舞のことが気になっていった。しかし、2人とも自分の気持ちを素直に伝えることができず、何度もすれ違いを繰り返してお互い心にキズを負ってしまう。長い時間と失敗を経て、ようやく結ばれようとした2人に、後悔してもしきれない衝撃的な出来事が襲った…。

原作者のChacoの実体験を、自分自身にケジメをつけるために「魔法のiらんど」で書き始めたケータイ小説が共感を呼び、あっという間に中高生に広まり、ファンからの1本の電話で書籍化、映画化と続く大きなブームとなった。主演の日向舞役には、美少女クラブ31の一員としてだけでなく、話題のTVドラマに数多く出演している女優・清水由紀を抜擢。そして、カグ役は、'04年、'05年と連続で日本レコード大賞・金賞を受賞した人気ヒップホップダンスユニットLeadの鍵本輝が演じている。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2007
制作国:日本
配給:パル企画
主な劇場:シネマート六本木ほか全国にて
監督:中田信一郎
出演:清水由紀/鍵本輝/徳永えり/宮下雄也/滝裕可里/兼子和大/川村亮介/亜衣/浜口順子/瀬戸康史

夜の上海

公開日:2007/9/22
偶然に出逢った男女が言葉は通じないながらも心を通わせていく、日中合作のラブストーリー

トップヘアメイクアーティストの水島は、音楽祭の仕事のために上海を訪れた。彼には公私共に長年連れ添った女性がいるが、最近二人の心はすれ違いばかり。一人町へ出た水島は、女性ドライバーのリンシーが運転するタクシーに接触してしまう。リンシーは密かに想っていた男性から、他の女性との結婚話を聞かされたばかりだった。水島を乗せたタクシーは夜の上海へと走り出す。言葉が通じない二人だが、いつしか心は癒されていった。

見知らぬ街で見知らぬ人と触れ合った時、なぜか癒されるものを感じることがある。お互いの「今まで」を知らないからこそ、ありのままの姿を見られるのかもしれない。主人公の水島とリンシーは、国も住む世界も別、言葉もろくに通じないが、恋の悩みを抱えているところは同じだ。だから一緒に時間を過ごしていくうちに、二人の孤独も癒されていくのだろう。主人公たちの物語に並行して、水島のパートナーやスタッフのそれぞれの一夜も語られていくが、本作の主役は魅力的に映し出されている夜の上海かもしれない。変な日本人コーディネーター役の竹中直人と、怪しい日本語をしゃべる通訳役のサム・リーの二人が笑わせてくれる。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2007
制作国:日本=中国
配給:ムービーアイ エンタテインメント、松竹
主な劇場:Q-AXシネマほか全国にて
監督:チャン・イーバイ
出演:本木雅弘/ヴィッキー・チャオ/西田尚美/塚本高史/サム・リー

恋するマドリ

公開日:2007/8/18
心が和む、都会のラブストーリー

美術大学に通うユイは新しいアパートに越してきた。だが元の部屋に忘れ物をしてしまう。戻ってみると元の部屋にはアツコという新住人が住みついたばかりだった。アツコは美術デザインにも精通していて、2人はすぐに意気投合する。引っ越しが終わり新生活を始めたユイは、同じアパートに住んでいるタカシに挨拶をする。驚いたことに、タカシとはバイト先でも毎日のように顔をあわせることに。運命を感じたユイはタカシに心惹かれていくが、タカシに何も言わずに去った恋人がいることが判明する…。

都会で暮らす三人の男女が、「引っ越し」をきっかけに出会い、心を通わせていく青春ラブストーリー。ささやかな“偶然”を盛り込みながら、ギスギスしがちな都会の生活に清涼剤を与えてくれるような作品だ。映画初主演の新垣結衣がCMやTVドラマで見せた持ち前の明るいキャラクターで、見る者すべてが思わず応援したくなるヒロインを好演している。美大生という設定だけに、ファッションやインテリアなど、小物にまで凝る心配りは女性監督(本作がデビュー作となった大九明子監督)ならではか。劇中に登場する家屋(=東品川)、アパート(=中目黒)は実際に存在するそうで、鑑賞後に探してみるのも一興かも。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2007
制作国:日本
配給:シネカノン、オフィス・シロウズ
主な劇場:シネクイント、新宿バルト9ほか全国にて
監督:大九明子
出演:新垣結衣/松田龍平/菊地凛子/中西学/ピエール瀧/江口のりこ/矢部太郎/廣田朋菜/マリエ/内海桂子/世良公則

プロヴァンスの贈りもの

公開日:2007/8/4
南仏プロヴァンスで織り成す、運命のラブストーリー

陽光ふりそそぐ南仏プロヴァンス。豊饒なる土地から極上のワインが生まれるように、思いがけない休暇から、とびきりの恋が生まれた。イギリスのロンドンで超多忙な毎日を送るマックス。南仏プロヴァンスでレストランをきりもりするファニー。二人は、マックスが遺産相続のために、亡くなったヘンリーおじさんのプロヴァンスにあるシャトーを訪れたことから、運命的な出会いをはたすのだが…。

「南仏プロヴァンスの12ヶ月」出版以来、全世界で500万部以上を売り上げている作家ピーター・メイルのプロヴァンス・シリーズ「プロヴァンスの贈りもの」を、メイルの長年の友人でもある名匠リドリー・スコット監督がロマンティック・ラブストーリーとして映画化。主演は、オスカー俳優ラッセル・クロウとフランス美女マリオン・コティヤール。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:アメリカ
配給:角川映画
主な劇場:新宿ガーデンシネマ、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて
監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ/アルバート・フィニー/フレディ・ハイモア/マリオン・コティヤール

イタリア的、恋愛マニュアル

公開日:2007/7/14
四つの愛のかたちを描き、イタリアで大ヒットしたオムニバス・コメディ

「めぐり逢って」偶然出会ったジュリアに一目惚れしたトンマーゾ。まったく相手にされない彼だったが…。「すれ違って」倦怠期に入ったマルコとパルバラの夫婦。彼女は危機を乗り越えようと努力をするが…。「よそ見して」婦人警官のオルネッラは、夫の浮気に気づき家を飛び出し…。「棄てられて」妻に家出されたゴッフレード。彼が本屋で手にしたのは、CD付の“恋愛マニュアル”本。さっそく女性にアタックし始めるが…。

「恋愛を謳歌している」というイメージがあるイタリア人だが、恋多き分、悩みも多いのだろう。本作は、年齢も仕事も境遇も異なる人々が、愛に悩み、傷つき、そして喜びを知っていく4つのショート・ストーリーだ。第1話は出会いから愛が成就するまでの至福の時を。一転して第2話は倦怠期の夫婦のすれ違いを、第3話は長く続いた夫婦にやってくる浮気の誘惑を、第4話は立ち直っていかに新しい恋を見つけるかを、それぞれユーモアたっぷりに描いている。それぞれの話は独立しているものの、登場人物が微妙に重なり合っているのがポイントだ。街中で一瞬だけ出会った人でも、みなそれぞれ恋愛の悩みを抱えていると言わんばかりに…。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:イタリア
配給:ハピネット
主な劇場:シネスイッチ銀座、川崎チネチッタほか全国にて順次公開
監督:ジョヴァンニ・ヴェロネージ
出演:シルヴィオ・ムッチーノ/ジャスミン・トリンカ/マルゲリータ・プイ/ディーノ・アッブレーシャ

そして、デブノーの森へ

公開日:2007/6/30
ヨーロッパ上流階級を舞台に描かれる、美しく激しい運命の駆け引き

ベストセラー作家セルジュ・ノヴァクとしての正体を隠した小説家ダニエルは、義理の息子の結婚式に出席するためカプリ島に向かう船上で、ミラという美しい女性と出会う。一瞬にして心を奪われたダニエルは、誘われるままに一夜を共にする。しかし、翌朝の結婚式、義理の息子の花嫁として現れたのはミラだった。邸宅のあるジュネーヴに戻っても、許されない情事を重ねる二人。妻にすらすべてを打ち明けず、社会に背を向けて生きてきたダニエルにとって、同じポーランド出身で、ユダヤの言葉であるイディッシュ語が理解できるミラは、自分に近い存在のように思われた。しかし、関係が深まるほどにミラの存在は謎に包まれ、反対にダニエルの正体が世間に晒され、ダニエルは築き上げた全てを失っていく…。

ファム・ファタールに翻弄される男という永遠のテーマに、緻密に組み立てられた謎を加えて描かれた、セクシュアルかつゴージャスなミステリー。主人公・ミラを演じるのは、“シャネルのミューズ”アナ・ムグラリス。芸術品を思わせる肢体とまっすぐに注がれる挑発的な視線で、欲望に忠実で魅惑的なファム・ファタールぶりを見事に披露。正体不明のベストセラー作家・ダニエルに扮するのは、名優ダニエル・オートゥイユ。胸中にある複雑な感情を絶妙に表現し、屈折した男から溢れんばかりの人間味を引き出している。監督・脚本を手がけるのは、偉大なるイタリア映画の継承者ロベルト・アンドゥ。緻密に練り上げられたストーリーテリング。セリフの一切を最小限に削り、登場人物の抑圧された感情を引き出すという独自のスタイル。観客は、幾重にも仕掛けられた罠に何度となく裏切られ、緊張感みなぎるスクリーンに目を奪われるに違いない。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2004
制作国:フランス=イタリア=スイス
配給:アット エンタテインメント
主な劇場:シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開
監督:ロベルト・アンドゥ
出演:アナ・ムグラリス/ダニエル・オートゥイユ/グレタ・スカッキ

ラストラブ

公開日:2007/6/16
田村正和×伊東美咲の豪華共演で贈る、シリアスな大人向けラブストーリー

NYでサックスプレイヤーとして活躍していた阿川明。だが妻の急死をきっかけにジャズ界から姿を消した彼は、1人娘の佐和と日本でひっそり暮らしていた。ある朝、明は清掃局の職員・結にゴミの出し方をきつく注意される。そんな最悪の出会いをした2人が、数日後、NYに向かう飛行機で再会。言葉を交わすうちに、結は大人の魅力を持つ明に惹かれていく。帰国後、佐和も結を慕い始め、3人の間には幸せな時間が流れるが…。

田村正和が14年ぶりにスクリーンに復帰した話題作。余命3ヶ月の男が最後の恋に落ち、自分の人生をも取り戻していくシリアスなラブストーリー。ヒロインを務めるのは、正統派美人女優の伊東美咲。なんと年齢差34歳、親子ほど歳の離れたカップルだが、いやいや、それもアリだなあ…と思わせるほど、正和サマはダンディで素敵。彼の役どころは、ニューヨークでも認められた一流サックスプレイヤー。もちろん劇中でも、猛特訓したサックスを披露している。多忙のため練習時間は短かったが、指導したサックス奏者・稲垣次郎も驚くほどカンが良く、あっという間に上達したとか。聞き分けが良すぎていじらしい1人娘を、森迫永依が好演している。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2007
制作国:日本
配給:松竹
主な劇場:丸の内ピカデリー2ほか全国にて
監督:藤田明二
出演:田村正和/伊東美咲/森迫永依/片岡鶴太郎/ユンソナ/細川茂樹

恋する日曜日 私。恋した

公開日:2007/6/9
高校3年生。余命3ヶ月。あなたと生きたあの夏が、私には永遠でした。

17歳の二ノ宮なぎさに突然訪れた悲劇。癌で母を亡くした翌年、なぎさは母と同じ病院への入院が決まった。「お父さん、私……あとどれくらい生きられる?」 なぎさは自らの足跡を確かめるかのように旅に出る。行き先は小さい頃に過ごした海辺の町。そこには幼馴染の初恋の人・聡がいた。昔に戻ったようにすごす日々の中、なぎさの想いは深くなっていく。病気のことも、恋心も告げぬまま、残された時間は淡々と過ぎていく……。

80~90年代の隠れた名曲をテーマにしたBS-iの人気恋愛ドラマシリーズ「恋する日曜日」。その劇場版第2弾は、死期の迫った女子高生の小さな旅を描き、静かで、儚く、それだけに涙を抑えることができない感動ドラマ。数々の話題作に出演し、いま最も注目される女優へと成長した堀北真希が、余命3ヶ月の女子高生という難役に挑戦。「死」と「恋」というふたつの秘密を抱えた心のゆらぎを繊細に表現し、新境地を開拓している。なぎさの幼馴染で、まっすぐな性格ゆえに人妻との恋に溺れてしまう聡に窪塚俊介。その人妻役には高岡早紀。誰も間違っていないのに、各々の想いが錯綜していくやるせなさをそれぞれの立場から表現する。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2007
制作国:日本
配給:エム・エフボックス
主な劇場:新宿トーアほか全国にて順次公開
監督:廣木隆一
出演:堀北真希/窪塚俊介/高岡早紀/若松武史/吹越満

毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレート

公開日:2007/5/26
ニコール・キッドマンが全てをさらけ出す、甘美で運命的な“愛と欲望の罠”

1958年、ニューヨーク。裕福な家庭に育ったダイアン・アーバスは、ファッション・カメラマンである夫アランのアシスタントとして働きながら、心の中には常に自分のいる世界に居心地の悪さと不安を感じていた。そんなある日の夜、ダイアンは隣に越してきた、マントで全身を覆い、マスクを被った男・ライオネルの異形に激しく心を奪われる。そして意を決し、カメラを手に彼の部屋のベルを鳴らす……。

『エレファント・マン』(80)、「美女と野獣」、「不思議の国のアリス」……興奮と恐怖を体験しつつ、最後には深い感動を覚えるこれらの不朽の名作になぞらえ、物語は内気で献身的な妻であり母であった女性が、強烈で独創的な写真家へと変貌する迷宮の中へと観客を誘い込む。アカデミー女優ニコール・キッドマン×『セクレタリー』(02)の奇才スティーヴン・シャインバーグが挑む、愛と欲望の罠……。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:アメリカ
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
主な劇場:シネマGAGA!ほか全国にて順次公開
監督:スティーヴン・シャインバーグ
出演:ニコール・キッドマン/ロバート・ダウニーJr./タイ・バーレル

初雪の恋~ヴァージン・スノー

公開日:2007/5/12
初雪の日に会った二人は、幸せになれる…

陶芸家で大学教授の父の転勤で、京都の高校に転校してきたミン。ある日、自転車に乗っている時に転んでできた傷を神社の巫女さんが手当てしてくれた。その可憐な姿にミンは一目惚れ。彼女が同じ高校に通う、七恵だと知ると、父親がくれたナンパ用テキストで日本語を勉強し、アプローチを始める。ミンの気持ちに動かされ、二人は付き合い始める。しかし、七恵には、誰にも言えない家族の問題を抱えていた。

日本の若手実力派ナンバー1の宮崎あおいと、韓国の期待の新星、イ・ジュンギ共演の日本と韓国を結ぶラブストーリー。監督はこれがデビュー作となるハン・サンヒ、主題歌を森山直太朗が歌う日本・韓国合同作品。日本と同様、韓国にも恋にまつわるジンクスや言い伝えがたくさんあり、特に、初雪の日は大切なのだそう。徳寿宮、石垣道が出てくるが、ここを歩いたカップルは別れてしまうと言われている。果たして七恵とミンは…?京都でのシーンは、清水寺、松尾大社、桂川、渡月橋など、名所がたくさん登場するが、旅番組とはひと味違った風景が写し出される。韓国人監督から見た日本の美しさが、全編を通してちりばめられている。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:日本=韓国
配給:角川映画
主な劇場:新宿ガーデンシネマ、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて
監督:ハン・サンヒ
出演:イ・ジュンギ/宮崎あおい/塩谷瞬/森田彩華/柳生みゆ/乙葉/余貴美子

恋愛睡眠のすすめ

公開日:2007/4/28
“睡眠中”に“恋愛”する極上のロマンティック・ムービー。

引っ込み思案なステファンは、仕事も恋愛も失敗ばかりの冴えない人生を送ってきた。そんな現実から、眠っている間だけでも幸せになるため都合のいい夢ばかり見ている。パリに引っ越してきた彼は、隣の部屋のキュートな住人ステファニーと出会い恋をする。だが内気なため隣に住んでいることすら言えないステファン。ならば夢の中だけでも彼女と会いたいと願い…。

『エターナル・サンシャイン』で数々の賞に輝いた奇才ミシェル・ゴンドリー監督待望の最新作『恋愛睡眠のすすめ』は、とびっきりキュートな愛の物語。主演にガエル・ガルシア・ベルナル、恋の相手にシャルロット・ゲンズブールで贈る、ゴンドリー初脚本による奇想天外なストーリー。奔放な夢の中へ入れば、驚きと幸福に満ちた感動の世界へ。ロマンティックな夢がもたらす極上のラブストーリーの誕生です!(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:フランス・イタリア
配給:アスミック・エース エンタテインメント
主な劇場:シネマライズほか全国にて
監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル/シャルロット・ゲンズブール/アラン・シャバ

ラブソングができるまで

公開日:2007/4/21
忘れ去られた80年代のポップスターが、再び輝き始めた!

80年代に爆発的な人気を博した5人組、“PoP”のメンバーだったアレックス。しかし、解散後に発売したソロアルバムが泣かず飛ばず。今では、過去のスターとなっていた。ある日、若者に絶大な人気を誇るシンガー、コーラ・コーマンからアレックスに、曲の依頼が入る。またとない復活のチャンスだが、曲を書くのは10年ぶりで、作詞が出来ない。そんな時、自宅の植木係りとして雇ったソフィーに作詞の才能があることに気が付く。

今振り返るとちょっと笑っちゃう80年代のアイドル・バンド。その80年代アーティストをからかいながらも、ロマンティックで、ラストは胸キュン(古い?)しちゃうラブ・コメディ。主演は、ヒュー・グラントとドリュー・バリモア。ヒュー・グラントは、“元いい男”という新しいポジションを確立し、それを楽しんでいるかのようだ。今回、ワム!のアンドリュー・リッジリーを彷佛させる役を、スウィートに演じている。歌を数曲披露しているのも見どころのひとつ。監督は、『トゥー・ウィーク・ノーティス』で長編デビューし、ヒュー・グラントとも息の合ったマーク・ローレンス。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
主な劇場:丸の内プラゼールほか全国にて
監督:マーク・ローレンス
出演:ヒュー・グラント/ドリュー・バリモア/ブラッド・ギャレット/キャンベル・スコット

情痴アヴァンチュール

公開日:2007/3/31
私は夢遊病の女。夜を抱き、彷徨って、愛に傷つく…。

恋人と同棲し始めたジュリアンは、ある晩、裸足で街を彷徨う女性に出くわす。そのガブリエルとの出逢いは、彼を予期せぬアヴァンチュールへと導いていく。美しきスリープウォーカー(夢遊病者)と、彼女の秘密に魅了されていく青年の危険な冒険。無意識の欲望、理性、そして真の愛とは…。

監督は、カンヌ映画祭やセザール賞で短編映画作品賞を受賞し、本作が長編2作目となる新鋭ザヴィエル・ジャノリ。ガブリエル役を演じるのは、『8人の女たち』『スイミング・プール』などでフランソワ・オゾンの秘蔵っ子と言われ、『ピーターパン』でハリウッド進出を果たした仏若手No1女優のリュディヴィーヌ・サニエ。そしてジュリアン役のニコラ・デュヴォシェルは、『さよならS』の主役で鮮烈なデビューを果たし、美しい容姿を活かしモデルとしても活躍している若き演技派。またオフスクリーンでは、本作で共演したサニエとの間に愛娘をもうけている美青年である。ニコラが実生活でも虜になった、サニエの“魔性の天使”ぶりが、スクリーンでどこまで引き出されているか注目したい。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:フランス=ベルギー
配給:東芝エンタテインメント
主な劇場:シネマスクエアとうきゅうほか全国にて順次公開
監督:グザヴィエ・ジャノリ
出演:リュディヴィーヌ・サニエ/ニコラ・デュヴォシェル/ブリュノ・トデスキーニ

ホリデイ

公開日:2007/3/24
見知らぬ土地での休暇、そこには思いがけない出会いが…

傷ついた心を癒すため、見知らぬ土地に旅立つ事を衝動的に決心したアマンダとアイリス。ネットを通じて知り合った二人は、ロスとロンドン近郊にあるお互いの家を2週間だけ交換する事に。こうしてロスからロンドンにやってきたアマンダは、同棲していた恋人と手ひどい別れをしたばかり。一方のアイリスは、片思いしていた同僚の婚約発表により失恋…。新しい土地で彼女たちを待っていたのは、美しい家と思い掛けない出会いだった。

大人の恋を描くことに定評のあるナンシー・メイヤーズ監督が、“ホーム・エクスチェンジ”という題材を使って妙齢の女性の新しい恋を演出した。キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレットという最高のスターを得て、ロマンチックな物語に仕上がっている。もちろん、それぞれの恋の相手、ジュード・ロウとジャック・ブラックの男性陣も魅力たっぷり。2組の恋の行方を、アメリカとイギリスの時差を利用しながら同時進行していく語り口など、随所に古きよきハリウッド映画の精神が見え隠れしているのもいい。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:アメリカ
配給:UIP映画
主な劇場:日劇3ほか全国にて
監督:ナンシー・メイヤーズ
出演:キャメロン・ディアス/ケイト・ウィンスレット/ジュード・ロウ/ジャック・ブラック

Presents~うに煎餅~

公開日:2007/3/10
人生には大切なプレゼントがたくさんある。

文房具メーカーに入社して1年になる松下羽月は、雑務をこなすだけの毎日にうんざりしていた。大学時代から付き合っていた彼・悟は留年を重ね、いまだに学生。いつもデートの食事は割り勘。羽月の仕事の愚痴を「聞き飽きた」と言って悟からの連絡が途絶え始める。そんな中、合コンで出会った安田。彼は出版社の編集者で、素敵なお店を知っている上、すべておごり…100点の彼だ。順調にデートを重ねる羽月と安田。バレンタインに本命チョコを安田に渡した羽月は、ホワイトデーに安田がくれたピアスを手に、「私の耳にはピアスの穴がない」と言えなかった自分に気付く。

2005年に出版された直木賞作家・角田光代原作の短編集「Presents」は、発売以来ロングセラーとなり、たくさんの女性たちの心に暖かいノスタルジーをプレゼントしてくれました。映像化第2弾『Presents?うに煎餅?』は、先に就職した彼女と大学残留中の彼に起きるバレンタインデーからホワイトデーまでの恋の顛末を描きます。主演に映画『デスノート the Last name』で話題を集めた戸田恵梨香。その恋人役に『スウィングガールズ』『NANA』の平岡祐太。TVドラマ「たったひとつの恋」で共演した二人が角田ワールドの主人公たちをフレッシュに演じます。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:日本
配給:アットムービー
主な劇場:シネクイントにて
監督:石井貴英
出演:戸田恵梨香/平岡祐太/黄川田将也

カンバセーションズ

公開日:2007/2/3
男はズルいロマンチスト、女は罪なリアリスト。

マンハッタンのクラシックなホテル。ウエディング・パーティーが行われているバンケット・ルームで、10年ぶりに再会した昔の彼。偶然?必然?苦い別れを経験し、この街を離れ、すべてが想い出になったと思っていたのに、止まっていた時計が動きだす。初めは互いにクールな態度で、ぎこちない会話。やがて心の中の探り合い。この気持ちは懐かしさ?それとも…?

本作『カンバセーションズ』は、女と男のリアルなカンバセーションが、やさしく響く都会の一夜の物語である。本編では心憎い演出として、全編通じて画面を2分割する「デュアル・フレーム」という斬新な映像手法が採用され、主人公たちの感情の移ろいや表情がスクリーンに投影されている。また主題歌は、モデルからシンガーへ活動の場を変え活躍しているカーラ・ブルーニが担当。大人の女性が、大人の恋模様を彩る素敵な楽曲を提供している。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:アメリカ
配給:松竹
主な劇場:シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開
監督:ハンス・カノーサ
出演:ヘレナ・ボナム=カーター/アーロン・エッカート/ノラ・ザヘットナー

僕は妹に恋をする

公開日:2007/1/20
初めて好きになった人は、好きになってはいけない人でした。

高校3年生の双子の兄妹、頼と郁は幼い頃、結婚の約束をするほど仲よしだった。しかし最近、頼が郁に冷たい。郁は自分に想いを寄せる同級生の事を相談したいのだが、相手にしてくれない。頼と同じクラスの友華は、放課後、友達と楽しそうに話している郁を教室から見守っている頼に近づき、「妹って得だね」と意味ありげにつぶやいた。ある夜、ベッドで眠る郁に頼がキスをした。驚く郁に頼は、思いを打ち明けるのだった…。

嵐の松本潤の初主演映画は、少女コミック連載の人気少女漫画。双子の兄妹の“恋愛”を描いたピュアすぎるほどピュアなラブストーリーだ。愛してはいけない人を愛してしまったために、隠すために嘘をつき、嘘のために相手を傷つける。そして、傷つけてしまった自分を偽ろうとして、さらに自分も相手も傷つけて…。少女が憧れるピュアなラブストーリーに仕上がっている。少女漫画は、同性愛など禁断の恋を描いたものに名作が多いが、それを実写映画として再現したのは冒険だっただろう。原作のファンも原作とは別の作品として観て欲しい。郁役には、雑誌「セブンティーン」のモデル、榮倉奈々。監督は、『blue』の安藤尋。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:日本
配給:東芝エンタテインメント
主な劇場:恵比寿ガーデンシネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて
監督:安藤尋
出演:松本潤/榮倉奈々/平岡祐太/浅野ゆう

愛の流刑地

公開日:2007/1/13
「愛しているなら、私を殺して」―究極の愛の果てに、男と女が選んだ道とは…

ベストセラー作家、村尾菊治は長年のスランプに悩まされていた。妻と別居して10年以上経ち、今は大学の講師で生計を立てていた。ある日、雑誌記者の魚住から京都に呼び出され、冬香を紹介される。一目で恋に落ちた二人。村尾は冬香と数時間の逢瀬のために京都へと通った。夫と子供を持つ従順な女である冬香は、最初はためらうが、村尾との逢瀬を楽しむようになる。やがて冬香の行動は徐々におかしくなり…。

日経新聞に連載され、“愛ルケ”現象を巻き起こした渡辺淳一原作の同名のベストセラーの映画化。『失楽園』に続き、ハードな濡れ場シーンが話題だ。「多くの女性に観て欲しい」と、完成披露で寺島しのぶが言っていたが、男女の究極の愛を描いているように見せて、実は衝撃の結末が用意されている。法廷での村尾の言動から、二人の愛が見返りを求めない純粋なものであったように思われるが、ラスト数秒で全てがひっくり返るのである。詳細は割愛するが、女は常にしたたかだという事か。出演は豊川悦司、寺島しのぶ、長谷川京子、富司純子ほか。これが長編デビュー作となる監督の鶴橋康夫は、ドラマ演出歴40年のベテランだ。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:日本
配給:東宝
主な劇場:日劇2ほか全国東宝系にて
監督:鶴橋康夫
出演:豊川悦司/寺島しのぶ/長谷川京子/仲村トオル/富司純子

とかげの可愛い嘘

公開日:2006/12/16
天真爛漫なカン・ヘジョンの魅力に注目!

いつも黄色のレインコートを着て、ポケットにはとかげを入れている転校生のアリは、いつも嘘ばかりついている不思議な少女。純朴な少年ジョガンは、アリとふたりで雨に濡れて帰宅した翌日、はしかにかかってしまった。それと同時にアリは姿を消してしまう。それから10年、高校生になったジョガンの前にアリが現れる。美しく成長した彼女に心ときめくジョガンだったが、アリは相変わらず嘘をついてばかり……。ある日、またもや彼女は忽然と姿を消してしまう。時は流れて8年後……。

今や韓国映画の“定番”となった感もある、「一組の男女の、子供時代から大人になるまでの恋愛史」的な物語。ただし、単純なラブストーリーで終わらないのがこの作品の魅力といえる。そう、主人公のふたりを演じる『マラソン』のチョ・スンウのさわやかな笑顔と、『トンマッコルへようこそ』のカン・ヘジョンの天真爛漫な振る舞いによって、物語は童話性を帯びてくるのだ。特にカン・ヘジョンの魅力は特筆もの。さまざまなバリエーションの恋愛映画を産み出す韓国映画から、新らしいタイプのラブストーリーが誕生したといえよう。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:韓国
配給:エスピーオー
主な劇場:シネマート新宿、シネマート六本木ほか全国にて順次公開
監督:カン・ジウン
出演:チョ・スンウ/カン・ヘジョン/カン・シニル/チョン・ソファン

アジアンタムブルー

公開日:2006/11/18
あなたがくれた、いちばん美しい時間。

成人雑誌の編集者山崎隆二は、SMの女王ユーカからの紹介で、新進カメラマン・続木葉子と出会う。しかし、編集長の判断で葉子は落選する。だが隆二は、別の撮影で急遽葉子に撮影を依頼することになる。撮影後の通り雨でできた水溜りで、葉子は隆二を被写体に写真をとる。その写真の透明感と葉子自身に我知らず癒されていく隆二だった。葉子の働くコンビニにふと立ち寄った隆二。ふたりは久しぶりに再会する。葉子のその瑞々しさに惹かれ、隆二は葉子と同棲を始める。アジアンタムを両脇にかかえ、隆二の家にやってくる葉子。ふたりの生活は幸せに続くかと思われたが…。

主演は、『TRICK』の阿部寛。安定した演技力に定評のある彼だが、本格的ラブストーリーにおいても、新たな魅力を見せている。ヒロインを演じるのは、同世代の男女に圧倒的支持を得ている松下奈緒。彼女は本作が映画デビューとなる。実は彼女は現役の音大生。大島ミチルによる美しい3つのテーマを松下自らが演奏した。松下はそれぞれの曲が使われるシーンを、再度台本を読み直して、「ヒロイン葉子がピアノを弾いたら」という仮定で演奏をイメージ。ピアノ演奏に臨んだという。 撮影ではニースロケを敢行。実際にロケの中心となったのはニースからほど近いヴィルフランシュ・シュル・メールという港町。美しい風景をバックに撮影が行われ、日仏混成のスタッフが撮影にあたった。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:日本
配給:角川ヘラルド映画
主な劇場:恵比寿ガーデンシネマほかにて
監督:藤田明ニ
出演:阿部寛/松下奈緒/小島聖/佐々木蔵之介/村田雄浩/小日向文世/高島礼子

ウィンター・ソング

公開日:2006/11/11
美しい映像と歌で綴った、ある愛の物語

雪の降る夜、上海の街を走るバスの中で天使はつぶやいた。「人はみな人生の主役。他人の人生なのに主役と錯覚する人がいるが、大抵は脇役かワンカット出演しかできない。カットされることもある。わたしはカットされたシーンを戻すためにここに来た」。街では、映画の撮影が始まろうとしていた。香港から来た俳優、見東は、主演女優、孫納とかつて愛し合っていたが、女優としての野心から二人は別れた。見東は孫納への思いが断ち切れず、この映画に出演したのだった……。

『恋する惑星』、『天使の涙』などで、香港映画ブームを巻き起こし、最近は、『LOVERS』、『Returners リターナーズ』など、エンターテイメント作品が続いていた金城武の久々のラブストーリー。しかも、ミュージカルである。劇中劇の映画のシーンと、二人の過去のロマンスが絡み合い、ひとつの物語を構成している、いわば香港版『ムーラン・ルージュ』である。華麗なセットと美しいハーモニーで、世界観をかっちり作り上げている。共演は、『ハリウッドホンコン』での悪女っぷりがキュートだったジョウ・シュン。監督は、『ラブソング』のピーター・チャン。最近は、プロデューサーとして活躍してた彼の、10年ぶりの監督作である。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:香港
配給:角川ヘラルド映画
主な劇場:有楽町スバル座ほか全国東宝洋画系にて
監督:ピーター・チャン
出演:金城武/ジョウ・シュン/ジャッキー・チュン

7月24日通りのクリスマス

公開日:2006/11/3
クリスマスには、告白しよう。

生まれ育った長崎で単調な毎日を送るOL・小百合は、妄想の中でポルトガルのリスボンに暮らし、出会う男性に“自分だけの王子様ランキング”をつけて退屈な日常をやり過ごしている。そんな彼女にとって、唯一の自慢は、超美男子の弟・耕治だけ。にもかかわらず、弟が連れてきた恋人・メグミは、自分そっくりのさえない女性で、小百合のイライラはさらに募る。幼なじみの漫画オタク・森山に、「恋がしたい」と愚痴ってばかりの悶々とした日々の中で、小百合は、長年にわたり王子様ランキング1位を独走中の憧れの先輩・聡史に再会。しかも、なんだかいいムード!舞い上がる小百合だが…。

監督は初の劇場用長編作『電車男』で、興行収入37億を超える大ヒットを飛ばした村上正典。そして、思わず応援したくなるヒロインをチャーミングに演じるのは、『嫌われ松子の一生』など数々の話題作に主演し、圧倒的な支持を受ける、中谷美紀。憧れの先輩を演じるのは、『解夏』などヒット作に相次いで主演し、数多くのファンを魅了する実力派俳優・大沢たかお。さらに佐藤隆太、上野樹里をはじめとして、劇団ひとり、YOUなど、個性的な俳優たちのアンサンブルが、ウェルメイドなラブストーリーをさらに盛り上げます。恋愛の楽しさを描き、恋するすべての人達に贈る、ハートウォーミングな感動作。笑って、泣いて、共感し、元気になって、そして素敵なクリスマスをお迎え下さい。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:日本
配給:東宝
主な劇場:日劇2ほか全国東宝系にて
監督:村上正典
出演:大沢たかお/中谷美紀/佐藤隆太

ユア・マイ・サンシャイン

公開日:2006/11/3
愛だけを信じて、いつまでもふたりで生きてゆく

老いた母親と農村で暮らすソクチュンは36歳の独身男。結婚相手がいないことが最大の悩みだ。そんな彼が夢のように可憐なウナに一目惚れして、猛烈なアプローチをする。過去の不幸な経験から男に不信感を抱くウナだったが、水商売で訳ありの自分を真っ直ぐに愛してくれるソクチュンに心を動かされ、やがて結婚を承諾する。しかし、ウナの別れた夫が現れ新婚生活は一変し、次いでウナがHIVに感染していることが判明する。

恋愛映画に目の肥えた映画ファンの圧倒的な支持を集め、韓国で300万人を動員し、歴代ラブストーリーのNo.1ヒットとなった本作は、HIVキャリアの女性のスキャンダラスなニュースに関心を持ったパク・チンピョ監督が丁寧に取材を重ねて作り上げた意欲作。不運に堕ちて行く最愛の人をなりふり構わず愛し抜く男ソクチュンに『甘い人生』のファン・ジョンミン、若くして人生の辛酸を舐めるウナに『ハッピーエンド』のチョン・ドヨンが扮し、お互いをかけがえのない存在として慈しむ奇跡のカップルを熱演している。世間の非難や法の裁きすら超越する彼らの姿が、愛し愛されることの幸せを教えてくれる。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:韓国
配給:東芝エンタテインメント
主な劇場:シャンテ・シネ、Q-AXシネマほか全国にて順次公開
監督:パク・チンピョ
出演:チョン・ドヨン/ファン・ジョンミン/ナ・ムニ

虹の女神 Rainbow Song

公開日:2006/10/28
虹のように儚い、愛の物語。

どこにでもいる大学生、智也とあおい。出会いは奇妙な縁だ。智也は、あおいの友達を追いかけていたのだ。素直で憎めない智也を、あおいは自分が監督する自主映画制作に入れる。いつでも恋愛モードの智也。あおいは恋を手助けし、智也もあおいを信頼していた。そして学生生活が終わる頃、映画が完成した。ある晩、久しぶりに再会した智也とあおい。あおいは智也に対する自分の気持ちを知り、そしてどうにもならないことを知る。届かない思いから逃げあおいが渡米し、しばらく経ったある朝。智也がふと空を見上げると、不思議な虹が浮かんでいた。驚いた智也は携帯で撮影し、あおいに送った。しかしあおいからの返信は、思いがけないカタチで智也に届くのだった…。

普遍のテーマである“男女の恋と友情”に真っ向から挑んだ本作品。原案は、「イノセント・ワールド」で鮮烈なデビューを果たし、若い世代から支持を得ている作家・桜井亜美。どちらともつかないふたりの微妙な関係が、不思議な虹をモチーフに展開されます。監督は『ニライカナイからの手紙』で注目された熊澤尚人。本作品の持つ世界観を丹念に、時に鮮やかに描き出しました。主人公・智也を演じるのは、岩井俊二作品『リリイ・シュシュのすべて』でスクリーン・デビューを飾った市原隼人。智也に恋するヒロイン・あおい役には、『スウィングガールズ』での快活なキャラクターも記憶に新しい上野樹里。さらに佐々木蔵之介はじめ、酒井若菜ら豪華キャスト陣の個性溢れる演技も必見です。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:日本
配給:東宝
主な劇場:TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国東宝系にて
監督:熊澤尚人
出演:市原隼人/上野樹里/蒼井優/酒井若菜/鈴木亜美/相田翔子/小日向文世/佐々木蔵之介

ただ、君を愛してる

公開日:2006/10/28
宮崎あおいの魅力が眩しいラブ・ファンタジー

大学入学式の日、誠人は幼い容姿の個性的な女の子、静流と出会う。コンプレックスのため、人とうまく付き合えない誠人だったが、彼女とは自然に打ち解けることができた。静流も誠人といつもいっしょにいたい気持ちから、カメラを手にするようになる。そんな二人は毎日のように森へ写真撮影に出掛けていく。しかし、誠人は同級生のみゆきに想いを寄せていた。いつも一緒にいるのに静流のことは女の子として見ていない誠人。誠人のために静流は大人の女性になろうと決心する。

原作は、映画、そしてドラマ化と社会現象となった「いま、会いにゆきます」の市川拓司。2003年に公開された映画『恋愛寫眞 Collage of Our life』のアナザーストーリーとして書き上げられた小説「恋愛寫眞 もうひとつの物語」は、2003年の発売後大きな話題となった。本作で近視メガネにスモック姿という、ちょっと変わった風貌でありながら、好きな人には「好き」と素直に伝えられる女の子を演じた宮崎あおいがとてもチャーミング。誠人と静流のキスシーンは観る者の記憶に残る名シーンだ。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:日本
配給:東映
主な劇場:丸の内TOEI1ほか全国東映系にて
監督:新城毅彦
出演:玉木宏/宮崎あおい/小出恵介/上原美佐/黒木メイサ

トリスタンとイゾルデ

公開日:2006/10/21
愛は死より切なく、そして尊い。

主人公のトリスタンは、コーンウォールの領主マークを育ての父に持つ勇敢な騎士。戦闘で重傷を負い、敵国アイルランドの海岸に流れ着いた彼は、アイルランド王の娘イゾルデにかくまわれ、献身的な介護を受ける。粗末な海辺の小屋で過ごす濃密な時間のなかで、ごく自然に結ばれるふたり。だが、運命の女神は、別れよりも残酷な試練を彼らに用意していた。イゾルデとマークの政略結婚。それは、すぐそばにいながらみつめあうことすら許されない苦しみを、トリスタンとイゾルデにもたらすものとなる。そしてついに、彼らの愛は、国を滅ぼしかねない危険なものへと変貌を遂げていく…。

自由に人を愛することがかなわなかった時代に生まれながら、一途に初恋の思いを貫きとおすトリスタンとイゾルデ。いまなお共感をかきたててやまない永遠の恋人たちを、みずみずしい魅力満点に演じるのは、『スパイダーマン』シリーズでブレイクしたジェームズ・フランコと、『アンダーワールド』シリーズを代表作に持つイギリスの新星ソフィア・マイルズ。“生は死よりも尊く、愛は生よりも尊い”その言葉を胸に、愛に生き、悲劇に身を投じるトリスタンとイゾルデのピュアな魂の軌跡を、ふたりは渾身の力で演じきり、鮮烈な印象を残す。人類史上最も美しく、最も切なく、最もドラマティックな許されざる愛の悲劇が、いま、華麗にスクリーンに蘇る。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
主な劇場:みゆき座ほか全国にて
監督:ケヴィン・レイノルズ
出演:ジェームズ・フランコ/ソフィア・マイルズ/ルーファス・シーウェル

天使の卵

公開日:2006/10/21
僕はあなたを、全力で愛しました。

美大を目指して浪人中の歩太と、一足早く大学に入学した夏姫は、親も公認の似合いのカップルだ。しかし、歩太は満員電車で出会ったどこか陰のある見知らぬ女性に密かに恋心を抱いていた。ある日、精神科に入院中の父の病院で、その女性と再会する。父親の新しい主治医である彼女は、春妃といい、夏姫の8才上の姉だった。ある日、春妃は歩太を呼び出し、「あなたに他に好きな人がいるのではないかと心配している」と言う。歩太は思わず、「僕が好きなのはあなたです」と打ち明ける……。

94年に刊行されて以来、100万部を突破した村山由佳原作のベストセラーが、今、旬の俳優をキャスティングし、満を持して映像化される。今後の生き方に迷う歩太を『チェケラッチョ!!』の市原隼人、そんな歩太に、「自分の幸せだけを考えて」と優しく言う春妃を『UDON』の小西真奈美が演じる。19才の迷える少年が大人の女性に出会い惹かれていく姿が微笑ましい。撮影の多くは京都で行われ、背景に見える街並みや寺院など、作品全体を通して和のぬくもりが感じられる。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:日本
配給:松竹
主な劇場:東劇、池袋シネマサンシャイン、Q-AXシネマほか全国にて
監督:冨樫森
出演:市原隼人/小西真奈美/沢尻エリカ

イルマーレ

公開日:2006/9/23
時を越え、手紙で愛を伝え合う二人の物語

シカゴの病院の医師であるケイトは、湖畔に立つガラス張りの家から引っ越すことになった。家を出る時、次の住人に宛てて手紙を残した。「郵便物の転送をお願いします。玄関の犬の足跡は元からありました」。新しい住人アレックは、玄関を見たが犬の足跡はなかった。しかし翌日、迷子の犬がやってきて、ペンキで足跡をつけた。アレックは、このことをケイトに手紙で知らせる。数回の手紙のやりとりからアレックは、ケイトが2年後の世界にいることを知る。2人の不思議な文通は続き、やがて愛し合うようになる。

韓国映画の名作、『イルマーレ』をハリウッドがリメイク。主演は、キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック。『スピード』で“異常な状況で恋に落ちた”二人が、本作では、時間を越えた恋人たちの精神的な愛を演じる。ヨーロッパ作品のハリウッド・リメイクは、オリジナルより大味になってしまうもの。本作の場合、オリジナルがヨーロッパテイストの韓国映画であることと、舞台をNYやLAではなく、シカゴにしたことが、他作品と一線を画す。また、監督アレハンドロ・アグレスティは、オランダを基盤に活躍してきたアルゼンチン出身の名匠。シカゴの街並みと風の動きを使い、せつない気持ちを巧妙に表現。大人のラブストーリーに仕上げている。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
主な劇場:丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にて
監督:アレハンドロ・アグレスティ
出演:キアヌ・リーブス/サンドラ・ブロック/ディラン・ウォルシュ/ショーレ・アグダシュルー/クリストファー・プラマー

ストロベリーショートケイクス

公開日:2006/9/23
人恋しくて寂しくて…それでも彼女たちは生きてゆく

泣いてすがった大失恋を経ても尚、恋がしたいと口癖のようにつぶやく里子。フリーターの彼女の今の仕事はデリへル店「ヘブンスゲイト」の電話番だ。最近親しく口をきくようになった店のNo.1の秋代は、稼いだ金で一人で生きて死ぬために5階以上の高層マンションを買うつもりでいる。一方、イラストレーターの塔子は仕事に没頭しながらも、口を開けば男と占いのことばかりのルームメイト・ちひろの能天気な態度にいらいらを募らせていた。

他人の部屋をこっそり覗き見るのは楽しい。人気漫画家・魚喃キリコの傑作「strawberry shortcakes」を『三月のライオン』の矢崎仁志監督が映画化した本作。登場する4人の女の部屋にもそれぞれの生き様が垣間見えて思わず引き込まれる。拾ってきた石を神さまに見立てたり、ベランダのブランコにぼんやり揺られる里子は、暢気なようでなかなかしぶとい女だし、棺桶で寝起きする秋代の一途な恋心には胸の奥がきゅっと痛む。不満や孤独を自分の中に丸ごと押さえ込んで絵を描き続ける塔子と、ひたすら寿退社の花道を夢見るちひろの一触即発の同居生活はスリリングですらある。そんな彼女たちの最低最悪な日々は私たちの毎日でもあるのだ。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:日本
配給:アップリンク、コムストック
主な劇場:シネ・アミューズほか全国にて順次公開
監督:矢崎仁司
出演:池脇千鶴/中越典子/中村優子/岩瀬塔子/加瀬亮/安藤政信/趙和/奥村公延/中原ひとみ/村杉蝉之介/前田綾花/宮下ともみ/桂亜沙美/伊藤清美/諏訪太朗/高取英/保坂和志

ルイーズに訪れた恋は…

公開日:2006/9/9
30代の終わりに近づいたキャリアある独身女性が、15歳も年下の青年に恋をした…。人生の転換期に立つ女性の心の動きを、丁寧に描いた人間ドラマ。

コロンビア大学の入学選考部で部長を務めるルイーズは、39歳。同じ大学の教授であるピーターと離婚し、現在は独身生活。今は良き友人のピーターだが、彼に恋人ができたと知ると、少し心寂しくもある。そんなある日、一通の入学願書が彼女の気を引いた。高校時代に交通事故で亡くなった初恋の彼と、同じ名前だったのだ。その学生と面談したルイーズは、名前ばかりか雰囲気も昔の恋人にそっくりな彼に、一目で恋に落ちる。それは年下の彼も同様だった。

ルイーズを演じるのは、最近めきめきと出演作が増えている実力派女優、ローラ・リニー。主人公のルイーズは、別れた夫と「友人関係」を続けることによって、一定の安心感を得ている独身女性。しかしそれも、彼に彼女ができたことを知るまでだった。そんな彼女の心の空白に、高校時代の彼氏を思わせる青年スコットが飛び込んで来る。ルイーズの目から見れば、まだまだ考えも浅く、未熟な青年だが、逆にそれが魅力でもあるのだ。正直言って「大人らしく落ち着いた女性のルイーズ」と「子どもっぽい青年スコット」の恋は、うまくいきそうにも見えない。ところが最初は少し軽薄に見えた青年が、相手のことを真摯に思いやる「イイ奴」で、大人っぽいルイーズが年下への恋に慎重だったりと、「恋」に関しては立ち場が逆転して来たりするので、先は読めない。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2004
制作国:アメリカ
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
主な劇場:銀座テアトルシネマほか全国にて順次公開
監督:ディラン・キッド
出演:ローラ・リニー/トファー・グレイス/ガブリエル・バーン/マーシャ・ゲイ・ハーデン

靴に恋する人魚

公開日:2006/9/9
幸せはどこに…、でも、幸せって何だろう?

車椅子の少女ドドは絵本が大好き。とりわけ人間の足を手に入れる代わりに声を失う「人魚姫」のお話に心を奪われる。自分も歩けるようになったら、声が出なくなってしまうかもしれない。そんな不安を胸にドドは手術を受け、無事に成功する。やがて、どんな可愛い靴も履きこなす美しい娘に成長し、おとぎ話に出てくる王子様のようにハンサムで優しい歯科医のスマイリーと恋に落ちて結婚。相思相愛の2人は幸せに暮らし始めるのだが…。

「人魚姫」や「マッチ売りの少女」など童話の世界のような“可愛い!”と飛びつきたくなるセットや衣装。リアリティを極力排し、甘い砂糖菓子でくるんだような物語だが、実は、人生のビターでシビアな部分を浮かび上がらせている。主人公ドドは、永遠に続く幸せを夢見る少女ようなだが、実はなかなかどうして大人の女性。そんな主人公をビビアン・スーが演じる。シンプルでいて不可解、かつ残酷な童話をモチーフに、台湾の新人女性監督ロビン・リーが幸せの意味を探る本作は、大人にこそぐっとくるフェアリーテール。ナレーションもつとめるアンディ・ラウの若手監督支援プロジェクト「FFC:アジア新星流」の第1弾でもある。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:台湾
配給:IMX、マジックアワー
主な劇場:新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
監督:ロビン・リー
出演:ビビアン・スー/ダンカン・チョウ/タン・ナ

ONE LOVE

公開日:2006/9/2
レゲエのサウンドに乗り、宗教を超えた愛が実る。ボブ・マーリーの息子キマーニ・マーリーが主演した、音楽満載の作品

ジャマイカのキングストン。ヴォーカルのカッサは仲間たちとバンドを組み、練習にいそしんでいた。音楽コンテストの開催に胸躍らせるメンバーだが、カッサはメンバーのクローデットの歌に満足できない。一方、教会でゴスペルを歌う牧師の娘セリーナは、自分の結婚が迫っていたが、なぜかそれを素直に喜べなかった。そんなセリーナにスタジオで偶然出会ったカッサは、彼女の歌声に惚れ込む。次第に2人は惹かれ合っていくが、お互いの信仰が厚い壁となって立ちふさがる。そしてコンテストの日が近づいて来た。

レゲエには詳しくなくとも、ルックスといい、歌声といい、主演のキマーニ・マーリーがオヤジのボブ・マリーにそっくりなことはわかるだろう。そのボブ・マーリーの名曲「ワン・ラブ」で幕を上げるこの『One Love』は、ジャマイカとレゲエが十分に堪能できる、まさに夏にピッタリの作品だ。コンテストに夢をかけて、プロデビューを目指すというタテのストーリーに、ラスタファリアンの主人公とクリスチャンのヒロインの、「宗教」という障害を抱えたラブ・ストーリーが絡む。それだけなら古典的なストーリーだが、主人公が悪徳DJに反撃するのに「黒魔術」を利用するとか、「ラスタファリアンはマリファナはするが、コカインはしない」などのセリフ、ヒロインが出かけるのに使う乗合いタクシーなど、随所にジャマイカのローカル色が感じられて面白い。そして「愛はすべての障害に打ち勝つ」というエンディングも、観客をハッピーにさせてくれる。これこそ、この名曲のメッセージでもある。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2003
制作国:ジャマイカ=ノルウェー=イギリス
配給:アートポート
主な劇場:シアターN渋谷ほか全国にて順次公開
監督:ドン・レッツ/リック・エルグッド
出演:キマーニ・マーリー/シェリーヌ・アンダーソン/アイドリス・エルバ

僕の、世界の中心は、君だ。

公開日:2006/8/26
『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョン主演。あのセカチューが、韓国版となって生まれ変わり、新たな涙を届ける!

気はいいけれど、平凡な高校生スホ。成績も容姿もいたって普通だ。同じクラスの女の子スウンは、学校でも目立つ存在。美人で性格もいいスウンは、当然、男子の人気の的。そんなスホとスウンが恋に落ちた。美しいスウンに想われたスホの心はまさにバラ色。これから僕は君のために笑い、泣き、生きるよ。明るく楽しいことが待っているかに思えたスホとスウンの未来。そんな矢先、スウンが倒れてしまう。実は彼女の身体は病に侵されていた…。

片山恭一のベストセラー「世界の中心で、愛をさけぶ」原作の韓国版映画。難病に侵されながらも懸命に生きるアキと、彼女を想う朔太郎を、長澤まさみと森山未來が演じ、一気にスターにのし上げた日本版のヒットもまだ記憶に新しい。新しく生まれ変わった韓国版での主演は『猟奇的な彼女』で日本でも知られるチャ・テヒョン。テヒョン特有の、いるだけでその場を明るくするような存在感は健在で、彼の主演によって、日本版には感じられなかったようなラブコメ的要素も盛り込まれ、後半の号泣路線がより際立つ仕上がりになっている。ヒロインに扮したソン・ヘギョは「秋の童話」などで人気のテレビ女優。本作で記念すべき映画デビューを果たしている。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:韓国
配給:ワーナー・ブラザース映画
主な劇場:丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系にて
監督:チャン・ユンス
出演:チャ・テヒョン/ソン・ヘギョ/イ・スンジェ

ラフ ROUGH

公開日:2006/8/26
あだち充原作の人気作を映画化。長澤まさみと速水もこみちの旬なふたりがダブル主演!

ともに和菓子屋を営む宿敵同士の家で生まれた二ノ宮亜美と大和圭介。3代目にあたるふたりは、互いを仇として思うよう育てられてきた。しかし同じ高校で、亜美は高飛び込みの選手として、圭介は競泳の選手として同じプールで過ごすうち、互いに惹かれるようになっていく。が、実は亜美には、おさななじみで婚約者の仲西弘樹がいた。しかも競泳全日本チャンピオンの仲西は、圭介にとっても憧れの存在。そして迎えた日本選手権当日、若者たちの運命を悲劇が襲う…。

数多くの青春恋愛漫画を残しているあだち充の、1987年から週刊少年サンデーで連載された原作を映画化。コメディタッチのなかに、青春の切なさ、運命の残酷さを垣間見せるあだち充節が魅力的な作品で、彼の最高傑作のひとつともいわれている。その名作を『電車男』の金子ありさが脚色し、『NANA』の大ヒットも記憶に新しい大谷健太郎が監督。『タッチ』に続き、ヒロインを演じたのは長澤まさみ。テレビドラマでイケメンぶりを発揮してきた、映画初主演の速水もこみちも大役をこなしている。夏にぴったりの青春ムービーだ。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:日本
配給:東宝
主な劇場:シャンテ・シネほか全国東宝系にて
監督:大谷健太郎
出演:長澤まさみ/速水もこみち/阿部力/石田卓也/高橋真唯/黒瀬真奈美/市川由衣/八嶋智人/田丸麻紀/徳井優/松重豊/渡辺えり子

青春漫画〜僕らの恋愛シナリオ〜

公開日:2006/8/19
あの頃から、隣にはいつも君の笑顔があった。クォン・サンウ主演、笑って泣ける青春ムービー!

小学生の頃から、ずっと一緒だったジファンとダルレ。ふたりの夢はあの頃と同じ。ジファンはジャッキー・チェンのようなアクションスターになること。そしてダルレは女優になること。現在、大学に通うふたりはいまだ親友同士。でもある時、ダルレに恋人が出来た。ジファンと同じテコンドー学科に通うハンサムでスポーツ万能のヨンフンだ。ジファンもスタイル抜群の美女と付き合い始め、微妙に変化していくジファンとダルレの関係。ふたりの夢&友情の行方は?

日韓両国で絶大な人気を誇るスター、クォン・サンウが演じるのは、ジャッキー・チェンに憧れる明るい青年。はじめ、おかっぱ頭のサンウに、ファンは多少とまどうかもしれないが、明るい笑顔と性格、キレのよいアクションは、さらなる人気を獲得するはず。監督は、アクションと演技力を兼ね備えた俳優として、サンウにラブコールを送り、脚本にも彼のもともとの性格を反映させていると言う。サンウもジファンは普段の自分そのものだと語っている。そして相手役のダルレは、万人の恋人として受け入れらえているキム・ハヌルが好演。『同い年の家庭教師』でも共演しているふたりは息もぴったり。さらに、後半の衝撃的展開が笑いだけでなく、涙と感動を与えてくれる青春ムービーだ。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:韓国
配給:エスピーオー
主な劇場:シネマート六本木ほか全国にて
監督:イ・ハン
出演:クォン・サンウ/キム・ハヌル

愛と死の間で

公開日:2006/8/12
愛するものを失った男が、もう一度、愛を伝えるチャンスにかける…。アンディ・ラウ主演のラブ・ロマンス

突然の交通事故で、愛する妻を失った医師コウ。いまだ妻を忘れられない彼は医師を辞め、現在は救護隊員として働いていた。ある夜、交通事故に遭遇したコウは、そこで助け出した女性ユンサムに特別なものを感じる。ユンサムの心臓は、亡き妻チーチンから移植されたものだった。コウはユンサムが末期の病におかされているいることを知り、妻と過せなかった日々を取り戻すかのように、残された時間を彼女のそばにいようと決意する。

いまや香港映画界のトップに立つといっていい大スター、アンディ・ラウ。『インファナル・アフェア』『LOVERS』などで、イイ男っぷりを見せつけてくれた彼だが、今回演じるのは愛するものを亡くし、失意と後悔の中で暮らす元医師だ。アンディにしては、アクションも犯罪もまったく絡まない、100%ラブ・ロマンスというのも珍しい。しかし、死んだ妻への愛をつらぬくため、妻の心臓を移植された女性につくすアンディもまた魅力的だ。偶然が多すぎる展開は、いささか強引だが、それがまた「香港映画らしさ」でもある。とにかく、スターであるアンディを見るための映画なのだから。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:香港
配給:ムービーアイ エンタテインメント
主な劇場:シャンテ・シネほかにて
監督:ダニエル・ユー
出演:アンディ・ラウ/チャーリー・ヤン/シャーリン・チョイ/アンソニー・ウォン

幸せのポートレート

公開日:2006/7/15
その結婚、あなたを輝かせてくれますか?

NY、マンハッタン。メレディス・モートンは、誰もが羨む最高の恋人エヴェレット・ストーンと一緒にいる時でさえ携帯電話を手放さない。そんな典型的なキャリア・ウーマンである彼女が、初めてエヴェレットの実家に招かれた。積み上げてきたキャリア、エヴェレットとの結婚。メレディスにとって、全ては“理想”に近づいていたはずだった。大学教授の父ケリーと家族の中心的な存在である母シビルが暮らすストーン家には、年に一度の休暇を過ごすために家族が次々と集まって来ていた。しかし、隙のないテーラード・スーツを着こなし、神経質そうに咳払いするメレディスを見てエヴェレットの家族の顔が一様に曇った…。

典型的なキャリア・ウーマンのメレディスを演じるのは、TV人気シリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」で女性の絶大な支持を得たサラ・ジェシカ・パーカー。ストーン家のハートともいうべき母シビルには、『恋愛適齢期』で観客を魅了したオスカー女優のダイアン・キートン。『あなたにも書ける恋愛小説』のルーク・ウィルソン、『ロミオ&ジュリエット』のクレア・デインズ、『アバウト・シュミット』のダーモット・マローニー、『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスら、極上のアンサンブル・キャストが、永遠にあなたの心に残る感動のストーリーを見せてくれる。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
主な劇場:シャンテ・シネほか全国にて順次公開
監督:トーマス・ベズーチャ
出演:サラ・ジェシカ・パーカー/ダイアン・キートン/ダーモット・マローニー

ラブ★コン

公開日:2006/7/15
ノッポの女の子と、おちびな男の子の、とびきりハッピーなラブストーリー

背が高くて悩む小泉リサと、背が低くて悩む大谷敦士。コンプレックスを抱えつつも、「チビ!」「デカ女!」と呼び合う二人は、趣味も会話のテンポもぴったりで、「学園のオール阪神・巨人」と呼ばれていた。親友からは、「つき合ってみたら」と、冷やかされるが、「自分より背が低い男なんて」と、その気がない。しかし、背が低くても、一緒にいると楽しい大谷をリサはだんだん好きになっていく。大谷の男らしい面を見るたびに、胸キュンしっぱなし。しかし、大谷より背が高いことが、リサはどうしても気になり…。

中原アヤ原作の同名のコミックの映画化。“ラブ・コン”とは、背が高い・低いという、ルックスのコンプレックス、“ラブリー・コンプレックス”の略である。リサ役を「non−no」モデルの藤澤恵麻が演じているだけあって、主人公たちの登校スタイルも、ポップでカラフル。教室や、放課後に、友達とおしゃべりするカフェなど、セットのデザインも独特のセンスで作られ、ティーンの女の子なら誰もが大喜びするはず。「こんな高校生活だったらいいのにな」という、可愛い夢を叶えてくれる作品。大谷を演じるのは、WaTの小池徹平。彼自身、背が低いことを武器に、本作の主演を射止めたことでますます好感度アップだ。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:日本
配給:松竹
主な劇場:銀座シネパトス、渋谷Q-AXシネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて
監督:石川北ニ
出演:藤澤恵麻/小池徹平/谷原章介

真昼ノ星空

公開日:2006/6/24
愛したときに、あなたはいない。

リャンソンは台湾人の殺し屋だった。今はひとつの仕事を終え、沖縄に身を潜めている。孤独はとっくになれてるし、生活は穏やかだ。でも本当に心が静まるのは、キラキラ光るプールの水の中だけだった。土曜の夜のコインランドリー。けだるい足取りで、彼女は必ずやって来る。寂しげで美しい彼女の横顔。胸が高鳴る。「あなたが好き。」と彼は由起子に伝えた。これがはじめての恋だと。けれど由起子は、彼を愛することができなかった。サキは、誰も来ない市民プールの受付に座っていた。いつまでもこの退屈な真昼が続いていくように思えた…。三人の孤独は、ゆるやかに交差する。それはどこまでも青く澄んで、何もかもを見透かす光のようで、少しだけ、痛い。

沖縄で映画をつくり続けている中川陽介監督の最新作は、やはり沖縄でした。出演は、数々の映画・ドラマに出演し、その優しくも凛とした佇まいで誰もが知る鈴木京香、リリースする曲ほとんどが台湾ではチャート1位になるシンガーであり、俳優としても華流を代表するアジアのトップスター、ワンリー・ホン。『リンダリンダリンダ』の生き生きとした魅力も記憶に新しく、実は映画初出演の本作で瑞々しい演技を見せている、香椎由宇。実力のある3人の俳優たちが繊細に織りなす、寡黙な恋人たちの物語。銀色に輝くプール、細い夜の路地、星空さえも見えそうに、どこまでも澄む青い空…。触れ合ったら彼らの孤独は、その瞬間にどこまでもすれ違ってゆく。(作品資料より)

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2004
制作国:日本
配給:ホリプロ、スローラーナー
主な劇場:ユーロスペースにて
監督:中川陽介
出演:鈴木京香/ワン・リーホン/香椎由宇

カサノバ

公開日:2006/6/17
数多くの女性を愛し、また愛された男。世界で一番有名なプレイボーイの恋のテクニックを覗いてみませんか?

18世紀、ヴェネチア。ある男が修道女との情事の末、教会の役人たちに追われている。彼の名はジャコモ・カサノバ。娼婦から淑女まで、落とせない女性はいないと評判のプレイボーイだ。逃げ込んだ大学の講堂で、彼は女性解放を説く演説を目にする。実は、論客はフランチェスカという男装をした美しい女性だった。結局、カサノバは逮捕されるも、総督の取り計らいによって放免になるが、後ろ盾を得るため、良家の子女との結婚が必要になり…。

『ブロークバック・マウンテン』での演技で、一躍これからのハリウッドを担うスターとして脚光を浴びているヒース・レジャーが、究極の恋愛至上主義者、カサノバに扮した注目作。メガホンを執ったのは、『サイダー・ハウス・ルール』などの人間ドラマで知られるラッセ・ハルストレム。18世紀の祝祭都市ヴェネチアを舞台に、斬新なアイデアで、これまで何度も描かれてきたカサノバ伝説に新たな魅力を与えている。カサノバが出逢う“特別な女性”フランチェスカを演じているのは『アルフィー』のシエナ・ミラー。モデル出身の美貌だけではないオーラを放つ。ところどころにウィットを効かせた、心が浮き立つような作品に仕上げられたラブストーリー。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:アメリカ
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)
主な劇場:テアトルタイムズスクエア、シネセゾン渋谷、銀座テアトルシネマほか全国にて順次公開
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ヒース・レジャー/シエナ・ミラー/ジェレミー・アイアンズ/オリヴァー・プラット/レナ・オリン

タイヨウのうた

公開日:2006/6/17
シンガーソングライターYUIが難病の少女役で映画初主演!彼女の楽曲が全編を彩る、せつない純愛ストーリー

太陽の光にあたれない難病XP(色素性乾皮症)の少女、雨音薫は16歳。昼間の高校に通えない薫は、夜になると駅前広場に出てギターの弾き語りをしている。そんな彼女にとって、早朝にサーフボードを持ってたたずむ1人の少年を、部屋の窓から眺めることが密かな楽しみだった。夏休みを間近に控えたある日、夜の街で少年と遭遇した薫は、勇気を振り絞って彼に声をかける。薫と少年・孝治はやがて親しくなり、月の下でデートをするようになるが…。

主演は、福岡出身のシンガーソングライター・YUI。デビュー曲「feel my soul」がいきなり月9ドラマ「不機嫌なジーン」の主題歌に起用され、一躍注目を集めたアーティストだ。演技こそ本作が初めてだが、大好きな歌や家族、親友を大切にしながら恋を育むケナゲな少女を、自然体で演じきった。もちろん彼女の楽曲も全編にちりばめられており、とくに夜の街頭であぐらをかき、ギターをかき鳴らすストリートライブ・シーンでは、彼女の歌の魅力を存分に味わえる。サーフィンが大好きで、ヒロインとは正反対に太陽の下で生きてきた少年を塚本高史が好演。純粋でせつない、珠玉のラブストーリーに仕上がっている。監督は、本作で長編映画デビューした小泉徳宏。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:日本
配給:松竹
主な劇場:東劇、池袋シネマサンシャイン、アミューズCQNほか全国にて
監督:小泉徳宏
出演:YUI/塚本高史/岸谷五朗

君に捧げる初恋

公開日:2006/6/10
果てしなく一途で一生懸命な初恋死守物語!

幼馴染の美少女イルメを心の底から愛する熱血漢テイル。 高校一の問題児で勉強にもまったく興味がない彼にとって、 人生の目的はただひとつ―それはイルメとの幸せな結婚。しかし、イルメの父親でテイルの担任教師でもあるヨンダルは、愛しの一人娘を嫁に出す気などさらさらない。次々と無謀なミッションを考え出し、それをクリアするまでイルメとの結婚は認めないとテイルに言い放つのだった…。 青年テイルをパワフルに熱演するのは、『猟奇的な彼女』の心優しいキョヌ役で、日本でも数多くのファンを獲得した人気俳優チャ・テヒョン。自らも初恋の相手との13年間の交際を実らせ、この6月に結婚予定だという彼だけに、本作のテイル役はまさにはまり役。数々のハードルを無敵の恋愛パワーで乗り越えていくテイルの姿は、観客に元気と勇気を与え、純愛とは何かを考えさせてくれるに違いない。

インスタント化して、マニュアルとテクニックに溺れがちな最近の若者の恋愛事情。その風潮に逆らって、違った角度から愛の意味を考えてみたかったと語るのは、これが初の長編作となるオ・ジョンノク監督。これまでテレビドラマの演出家として「ハッピー・トゥギャザー」や「ジュリエットの男」など数々のヒット作を生み出してきた彼が、エネルギッシュかつ個性的な純愛ストーリーを作り出した。また、韓国テレビ界のボスと呼ばれる演技派俳優、ユ・ドングンがヨンダル役を好演してテイルとイルメの純愛物語をドラマティックに盛り上げている。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2003
制作国:韓国
配給:エスピーオー
主な劇場:シネマート六本木、シネ・リーブル池袋 ほかにてロードショー
脚本、監督:オ・ジュンノク
出演:チャ・テヒョン/ソン・イェジン/ユ・ドングン
Copyright©2003 IM Pictures All Rights Reserved

迷い婚〜全ての迷える女性たちへ〜

公開日:2006/5/27
結婚に迷う娘が、映画『卒業』のモデルになった亡き母の恋愛をひも解く!

30代のサラは、恋人ジェフのプロポーズを受けてから気が滅入る一方。まだ中途半端な自分のキャリアをはじめ、結婚が自分の可能性すべてを閉ざすことを恐れているのだ。そんな中、妹の結婚式で久しぶりに故郷に戻ったサラ。そこで気が若く破天荒な祖母と、幼い頃死んでしまったママこそが、映画『卒業』のモデルでは?と疑い始める。だとしたら自分の父親は、今のパパじゃなくて“もう一人”の恋人?!その疑問をぶつけるため、サラは母親の元恋人ボーを尋ねる。

30年前パサデナで物議を醸し出し、後に映画化された小説「卒業」のモデルが、自分の母と祖母だった?!そんな奇想天外な設定を通じ、結婚前に揺れ動くオンナ心を描いたラブストーリー。ジェニファー・アニストンが等身大で演じたヒロインは、とてもキュート。だが脇役も、その主役を喰うほど魅力的!その昔、娘の恋人を誘惑したサラの祖母・キャサリン役を、さすがの存在感で演じるシャーリー・マクレーン。祖母と母が関係を持った男だと分かっているのに、サラが思わずヨロめいてしまうのも納得の、ステキなおじさまボー役のケビン・コスナー。結婚適齢期の女性はもちろんのこと、映画『卒業』が青春だった世代にもたまらない作品だ。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
主な劇場:全国にて
監督:ロブ・ライナー
出演:ジェニファー・アニストン/ケビン・コスナー/シャーリー・マクレーン/マーク・ラファロ

アンジェラ

公開日:2006/5/13
6年の沈黙を破る、リュック・ベッソン監督最新作

48時間後、俺の命は奪われているかもしれない。こんな人生、もうたくさんだ。アレクサンドル三世橋から見下ろすセーヌ河。ここで何もかも終わりにしようと思った。その瞬間、突然、君が隣に現れた。 透けるような白い肌に神々しく輝く金色の髪。細く、長く、滑らかな曲線を描く肢体を持つ、美しい人。 俺は君を見上げ、息を呑んで、そこに立ちすくんだ。「あなたと同じことをする」いきなりそう告げて君は飛び降りた。次の瞬間、俺も君を目がけて飛び降りていた。「死なせたくない」あまりにも無謀で、無垢で、はじめての感情だった─。アンジェラ、君は一体、何者なんだ?

『グラン・ブルー』『ニキータ』『レオン』『フィフス・エレメント』・・・誰も見たことのない映像世界と不滅のラヴ・ストーリーを生み出してきたリュック・ベッソン。すべてをやり尽くした彼が、再びたどりついたテーマは"純粋な愛"。『レオン』と『フィフス・エレメント』の間に書き上げた、たった15ページのシノプシスが基になっている。世界一美しい街──パリを舞台に、人を愛すること、愛されることの難しさ、そしてその愛を手に入れたときに起こる"奇跡"を、アンドレとアンジェラという"ふたり"を主人公に描き出した。誰にとってもたった一度だけのラヴ・ストーリーだ。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:フランス
配給:アスミック・エース
主な劇場:松竹・東急系にて全国一斉ロードショー
監督:リュック・ベッソン
出演:リー・ラスムッセン/ジャメル・ドゥブース
©2005―EUROPACORP−TF1 FILMS PRODUCTION―APIPOULAÏ PROD

プラハ!

公開日:2006/4/29
レトロな魅力がいっぱい!「プラハの春」の時代のチェコを舞台に、音楽、美術、ファッションと、60年代のエッセンスにあふれた恋愛ミュージカル

ドイツ国境近くに住む3人の女子高校生テレザ、ブギナ、ユルチャは卒業を控え、恋の予感に燃えているが、クラスの男の子たちでは物足りない。その町へ軍隊を脱走した3人の若者シモン、ボブ、エマンがやってくる。彼らは自由を求めてアメリカへ亡命しようと、国境越えの列車が来るチャンスを狙っていたのだ。しかし偶然出会ったテレザとシモンは、一目で恋に落ちてしまう。三対三の遊園地での楽しいデート。はたして2人の恋は実るのだろうか?

日本では公開されるチャンスが少ないチェコの映画だが、人形アニメ以外にもこんなミュージカルが生まれていた。舞台は1968年のチェコスロバキア、「プラハの春」と言われ、民主化が進んだ雪解けの時代の話。社会主義圏でも国境を越えて、ポップカルチャー、ヒッピー&フラワームーブメントの波が押し寄せたころだ。本作の最大の見どころは、当時の色調やファッションを再現したレトロでスタイリッシュな画面と、華やかなミュージカルシーンだ。凝りに凝ったセットと、「花のサンフランシスコ」をはじめとするノスタルジックな歌曲の数々が効果的で、なかなかいい気分にさせてくれる。戦車が踏みつぶした「プラハの春」が、過ぎ去った青春時代とシンクロし、切ない気分にさせてくれるエンディングもいい。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2001
制作国:チェコ
配給:アンプラグド
主な劇場:Q−AXシネマ(レイト)にて
監督:フィリプ・レンチ
出演:ズザナ・ノリソヴァー/ヤン・レーヴァイ/ヤロミール・ノセク/アンナ・ヴェセラー

ニュー・ワールド

公開日:2006/4/22
名匠テレンス・マリックが送る、新世界”アメリカ”で出会った異なる2つの文明の男女の愛を描く、感動大作。

1607年、イギリスを出航した船が”ニュー・ワールド”北米ヴァージニアに到着する。しかしそこにはすでに、ネイティヴ・アメリカンの人々が暮らしていた。船には反乱罪で繋がれていたジョン・スミス大尉がいた。船長は彼の命を惜しみ、ネイティヴとの交渉役を託す。しかしスミスはネイティヴの戦士たちに囚われ、処刑されそうになる、その彼の命を助けたのが王の娘ポカホンタスだった。2人は恋に落ちるが、やがてスミスは砦に戻らなくてはならない日が来る。

25年間にわずか3本と超寡作ながらも、作品を発表する度に注目を集め、多くの俳優たちが出演を願うという監督、テレンス・マリック。その待望の新作は、アメリカ人なら誰もが知っているという、ネイティヴ・アメリカンの酋長の娘ポカホンタスの愛の物語だ。物語の中心となるポカホンタスには新人のクオリアンカ・キルヒャー、彼女を愛する2人の男性を、今もっとも旬の俳優コリン・ファレルとクリスチャン・ベールが演じている。スミスを愛したポカホンタスは、イヴのように楽園を追われるという結果を生む。それはニューワールドを汚すことにより国が始まったという、アメリカの起源に対するマリック監督の考えなのだろう。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:アメリカ
配給:松竹
主な劇場:サロンパス ルーブル丸の内ほか全国松竹・東急系にて
監督:テレンス・マリック
出演:コリン・ファレル/クリスチャン・ベイル/クオリアンカ・キルヒャー/クリストファー・プラマー/デヴッド・シューリス

ダンサーの純情

公開日:2006/4/15
傷ついたダンサーの前に現れたのは、ソウルに舞い降りた、純粋無垢な天使

少女チャン・チェリンが、中国からソウルに到着した。姉の身代わりとして、ダンス大会に出場するためである。将来を有望視されながら、パートナーを失い、さらには足の怪我で絶望の底にいたダンサー、ヨンセの前に現れた新しいパートナー、それがチェリンだった。彼女の姉はダンスチャンピオンだが、チェリンはダンス未経験。大会を三カ月後に控え、チェリンが素人と知ったヨンセは、一度はチェリンを追い出すも、やがて彼女に特訓を開始する。

<

『マイ・リトル・ブライド』で日本でもファンの多いムン・グニョンが、ダンスに挑戦した純愛ドラマ。相手役のヨンセにはミュージカル・ダンサーのパク・コニョンが扮している。ダンスのプロであるパク・コニョンに対し、ムン・グニョンは、この役をやるにあたって、初めてダンスに挑戦。清楚で愛らしい雰囲気はそのままに、徐々にダンスを習得していくヒロインを演じきり、見事なダンスシーンを披露している。韓国では2005年の春に公開。ダンスと純愛をミックスした感動のストーリーが観客の涙を誘い、250万人を超える観客動員数を記録した。また、本作はGWの劇場公開に先駆けて、韓流シネマ・フェスティバルでも上映される。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:韓国
配給:エスピーオー
主な劇場:CINEMART六本木、シネ・リーブル池袋ほか全国にて
監督:パク・ヨンフン
出演:ムン・グニョン/パク・コニョン/ユン・チャン/パク・ウォンサン

連理の枝

公開日:2006/4/15
チェ・ジウ主演!悲しみを超えて愛を育むふたりの男女の、奇跡のようなラブストーリー

若き青年実業家ミンスは、数々の女性との恋愛を楽しむプレイボーイ。そんな彼が、ある雨の日に出会ったのは、病院へのバスを待つヘウォンだった。早速ヘウォンを口説きはじめたミンスだが、次第にその明るく純粋な姿に心を奪われていく。それは、ミンスにとって初めての恋だった。しかし、ある日出かけた動物園で、へウォンは突然倒れてしまう。彼女には、生きる時間がわずかしか残されていなかった。

大きく枝を広げる二本の木が、まるで一本の大木のように連なりあう。中国の詩人・白楽天が歌った一節が、本作のタイトルともなっている連理の枝。愛し合うふたりの男女を想像させるこの不思議な木が、チェ・ジウとチョ・ハンソンという韓国スターによって、永遠のラブストーリーへと紡がれた。また韓流悲恋もの?と首をひねる観客の皆さんは、意外なほどコミカルで、最後には驚きの待ち受けている本作に、フレッシュな感覚を覚えるはず。病を背負っているとは思えないほど、周りを、そして自分を笑顔にさせる主人公ヘウォンを、チェ・ジウが体当たりで演じている。死んでしまうから悲しいのではなく、出会えたから嬉しい、そんな気持ちにさせてくれるラブストーリーだ。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:韓国
配給:東芝エンタテインメント
主な劇場:日劇3ほか全国東宝洋画系にて
監督:キム・ソンジュン
出演:チェ・ジウ/チョ・ハンソン/チェ・ソングク/ソ・ヨンヒ/ソン・ヒョンジュ/ジン・ヒギョン

リトル・イタリーの恋

公開日:2006/3/25
あなたが本当に好きな人は誰ですか――?
『きみに読む物語』のジャン・サルディが贈るロマンティック・ラブストーリー

舞台は1950年代。イタリアの海辺に暮らす美しい女性ロゼッタは遠いオーストラリアに暮らすイタリア人アンジェロからプロポーズの手紙と彼の写真を受け取る。その日からロゼッタは彼への想いを日記に綴り、期待に胸を膨らませていく。だが長い船旅を経て港に着いた彼女をまち受けていたものは・・・。ロゼッタは果たして本当の愛と出会えるのだろうか・・・?




『リトル・イタリーの恋』は、美しいヒロインの運命に導かれた恋と、オーストラリアに暮らすイタリア移民の兄弟の絆をハートウォーミングに描いた愛の物語です。本作で監督デビューとなるジャン・サルディは、世界的ヒット作『きみに読む物語』『シャイン』で脚本を手がけた実力派。ヒロインのロゼッタには、『イーオン・フラックス』の新星アメリア・ワーナー。アカデミー賞受賞のアンドリュー・レスニー(『ロード・オブ・ザ・リング』)の映像と、スティーヴン・ウォーベック(『恋におちたシェイクスピア』)の珠玉の音楽、更に人気急上昇中のテノール歌手M・アルバレスとS・リチートラが歌い上げるエンディング「嵐の彼方に」が感動を盛り上げます。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2004
制作国:オーストラリア
配給:パンドラ、ハピネット・ピクチャ−ズ
主な劇場:シャンテシネ
監督:ジャン・サルディ
出演:ジョヴァンニ・リビシ/アダム・ガルシア/
    アメリア・ワーナー
©2003 Film Finance Corporation Australia Limited,Film Victoria,Love’s Brother Limited and Love’s Brother&Co Pty Ltd

東京大学物語

公開日:2006/2/25
あの「思春期のバイブル」が、帰ってきた!江川達也が新たな解釈を加えた、原作ファン必見の一本

函館向陽高校に通う水野遥は、幼い頃からずっと「ヘンな人」扱いされてきたトラウマを持つ。そんなある日、遥は学校一の天才・村上直樹に突然告白される。「村上くんこそ運命の人!」と確信し、交際をスタートさせた遥は、彼の志望校である東大を目指し、猛勉強を始める。月日は過ぎ、あっという間に東大最終二次試験の日がやってきた。だけど肝心なこの日に、村上の態度は明らかにおかしくて……。

92年から01年までビッグコミックスピリッツで連載され、大人気を博したコミック「東京大学物語」が、なんと原作者・江川達也の手によって実写映画化された。もちろん江川にとってこれが初メガホンとなるのだが、見どころは初キッス→セックスと、原作でも注目された熱い恋愛描写。とはいえこの映画版、コミックとまったく同じ内容ではない。主人公を村上直樹から水野遥に移し、江川いわく「原作の元となったエピソードを再構築したもの」になっている。ラストでは原作者だからこそ許される、禁じ手的な展開が・・・?!連載開始時から映画化を想定していた江川が、連載終了から5年の構想期間を経て作り上げた本作、原作ファンは必見だ。製作はソフト・オン・デマンド。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2006
制作国:日本
配給:スープレックス、エム・エフボックス
主な劇場:池袋シネマサンシャインほか全国にて順次公開
監督:江川達也
出演:三津谷葉子/田中圭/波岡一喜/範田紗々/不二子

好きだ、

公開日:2006/2/25
17歳から34歳へ。純粋な愛の行方を繊細な映像で綴る、ニュー・モントリオール国際映画祭 最優秀監督賞受賞作

ユウとヨースケは高校に通う17歳。ヨースケは、いつも放課後になると川辺でギターを弾いている。まだまだ下手で、同じところばかり弾くギターのメロディを聞いていて、ユウも曲を覚えてしまった。ユウには姉がいる。半年前に大切な人を亡くした姉をユウも、そしてヨースケも心配していた。ある日、ヨースケがユウの姉を川辺に誘った。帰ってきた彼女は、ヨースケのあの曲を口ずさんでいた。そしてまたふたりが待ち合わせをした日、哀しい出来事が起きる。

同級生のヨースケに惹かれながら、素直に気持ちを伝えられない17歳の少女の心の内を、宮崎あおいが好演。『NANA』をはじめ、活躍著しい彼女が、瑞々しく見せる繊細な演技は、思春期にある不安定ながらも真っ直ぐな気持ちを思い起こさせる。ヨースケには『サマータイムマシン・ブルース』の瑛太が扮し、少年ならではの戸惑いを上手く表現している。17年後、34歳になったふたりを演じるのは西島秀俊と永作博美。ふたりとも、17歳のユウとヨースケからの違和感を全く抱かせない。少年少女が惹かれ合いながらも、いま一歩の距離を近づけないもどかしさ、ユウの姉の存在、想いを伝えられなかった相手との再会。誰もが心の隅にあるだろう感情を、『tokyo.sora』の石川監督が、優しく掬い取った。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:日本
配給:ビターズ・エンド
主な劇場:アミューズCQNほか全国にて順次公開
監督:石川寛
出演:宮崎あおい/西島秀俊/永作博美/瑛太/小山田サユリ

ウォーク・ザ・ライン 君につづく道

公開日:2006/2/18
カントリーミュージックの大御所、ジョニー・キャッシュが生きた日々

最愛の兄を事故で亡くしたジョニーは、周りに溶け込めない孤独な少年だった。そんな彼の心の拠り所は、ラジオからいつも流れてくるジューン・カーター(リーズ・ウィザースプーン)の歌声。成長したジョニー(ホアキン・フェニックス)は空軍を除隊後、初恋の女性ヴィヴィアン(ジニファー・グッドウィン)と結婚するが、さらに音楽への夢を募らせていく。彼は軍隊時代の自作曲でオーディションに合格、プロのミュージシャンの道を歩むようになるが妻との諍いは絶えず、ジューン・カーターと共演したのを機に、彼女に心引かれていく。

黒い衣装を身にまとい“Man in Black”の愛称で親しまれたミュージシャン、ジョニー・キャッシュの生涯を、自伝をもとに映画化。'50〜'60年代を代表するカントリー、ロカビリー、ロックのヒット曲が満載(「ブロークバック・マウンテン」「アメリカ、家族のいる風景」も含め、T・ボーン・バーネットの素晴らしい仕事!)だが、白眉はなんといってもホアキン・フェニックスとリーズ・ウィザースプーンの吹替えなしの歌声だ。その“なりきりぶり”に、ゴールデン・グローブ賞のノミネートは当然と思えるはず。彼らと同時代を生きたエルヴィス・プレスリー、ジェリー・リー・ルイスの登場(演じた俳優のそっくりさ)も、ファンには嬉しいスパイスだ。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
主な劇場:テアトル タイムズスクエアほか全国にて
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ホアキン・フェニックス/リーズ・ウィザースプーン/ジニファー・グッドウィン/ロバート・パトリック

PROMISE

公開日:2006/2/11
日本、韓国、香港随一のトップスターが競演!!人は運命(プロミス)を超えられるか

生きる術さえも持たず、空腹に震える幼い少女・傾城の前に、運命を司る美しき神“満神”が現れた。「この世のすべての男からの寵愛と、不自由ない生活を約束しましょう。その代わり、お前は決して真実の愛を得ることはできない。それでもいいですか?」と問う満神に傾城は答えた、「それでもいい」と。やがて彼女は王妃となった。その頃、無敵を誇る大将軍・光明が、俊足の昆崙を自分の奴隷としていた。そして反乱の企てから王を救おうと、光明と昆崙は城へと向かうのだが……。

『さらば、わが愛/覇王別姫』でカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞した巨匠、チェン・カイコーが、見たこともないエンターテイメント大作を作り上げた。“未来における3000年前”の出来事。運命(プロミス)に翻弄され、それでも愛に向かって進もうとする男女の物語が、圧倒的な映像美の中で語られる。誰もが恐れる大将軍であり、愛することを知らなかった光明として、主演を務めたのは『ラスト サムライ』の真田広之。それぞれ昆崙と傾城に扮した韓国のチャン・ドンゴン、香港のセシリア・チャンともに堂々の演技を見せている。また、敵役のニコラス・ツェー、悲しみを背負った刺客のリウ・イェも魅力的だ。アジアの才能が結集して描いた、愛を求める人間の姿は、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ノミネートを果たしている。

ジャンル:ラブ・ストーリー
制作年:2005
制作国:中国
配給:ワーナー・ブラザース映画
主な劇場:サロンパス ルーブル丸の内ほか全国松竹・東急系にて
監督:チェン・カイコー
出演:真田広之/セシリア・チャン/チャン・ドンゴン/ニコラス・ツェー/リィウ・イェ


イベント

COBS ONLINEは毎日コミュニケーションズが運営する20代ビジネスパーソンのポータルサイトです。

編集部オススメ

最新の感想

ATOM