1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。政府官僚の長女に生まれた美しいヒロイン、セシーリア。兄妹のように育てられた使用人の息子・ロビーを、身分の違いを越えて愛しているのだと初めて気付いたある夏の日、生まれたばかりの二人の愛は、小説家を目指す多感な妹・ブライオニーのついた哀しい嘘によって引き裂かれることになる。生と死が背中合わせの、戦場の最前線に送り出されるロビー。彼の帰りをひたすらに待ち、「私のもとに帰ってきて」と手紙をしたため続けるセシーリア。そして、自分の犯した罪の重さを思い知らされるブライオニー。セシーリアとロビーは、再び会えるのか?ブライオニーが罪を贖える日はやってくるのか?3人の運命は、無情な時代の流れの中にのみ込まれていく…。
イギリス本国のみならず、現代文学を代表する作家イアン・マキューアンの最高傑作として名高い世界的ベストセラー「贖罪」を完全映画化。その構成の緻密さ、文学性の高さゆえ映像化は困難と言われた大河小説を、見事にフィルムに焼き付けたのは、前作『プライドと偏見』でジェーン・オースティンの世界を再現した実績を持つ俊英ジョー・ライト監督。運命に翻弄されながらも、愛を貫こうとするヒロイン セシーリアには、美しさに磨きのかかるキーラ・ナイトレイ。恋人ロビーには『ラストキング・オブ・スコットランド』での好演後、主演作が相次ぐ英国の若手実力派ジェームズ・マカヴォイ。妹ブライオニーは、少女時代を新星シアーシャ・ローナン、娘時代を『エンジェル』のヒロイン役で注目されるロモーラ・ガライ、大作家となった晩年を名女優ヴァネッサ・レッドグレイヴが演じている。(作品資料より)
ジャンル:ドラマ
制作年:2007
制作国:イギリス
配給:東宝東和
主な劇場:テアトルタイムズスクエア、シャンテ・シネほか全国にて順次公開
監督:ジョー・ライト
出演:キーラ・ナイトレイ/ジェームズ・マカヴォイ/シーアシャ・ローナン/ロモーラ・ガライ/ヴァネッサ・レッドグレイヴ/ブレンダ・ブレッシン/パトリック・ケネディ