平成20年。高校生の未歩は母の再婚相手を紹介されるが、思わずその場から逃げ出してしまう。その時突然、地震が発生!未歩の手から落ちたケータイ電話は光に包まれて消えてしまう…。時は明治45年、小説家志望の宮田時次郎は今日も原稿がボツとなり、肩を落として帰る途中、いきなり建物が揺れ始め、天井から何やら降ってきた。それは未歩のケータイ電話だった。「あのう、それ私のケータイなんですけど!」「ケ…ケッタイ!?…」時空を超えて繋がったケータイ電話。混乱しながらも2人は状況を理解し、何度も会話を重ねるうちに、お互いに惹かれあっていく。しかし、現代を生きる未歩は、やがて時次郎の“運命”を知ってしまう…。
別々の時代を生きる男女が、ひとつのケータイ電話を通じて出逢った。お互いの姿は見えなくても、伝わりあう“声”と“想い”、そして抗うことの出来ない“時間”の壁…。若手女優の中でも成長著しい夏帆が、切ない大人の恋に挑戦している。時次郎役には、テレビドラマや映画などで注目を集める佐野和真。明治時代の青年をまっすぐな瞳で熱演し、ピュアで爽やかな個性を際立たせている。監督は青春ドラマから特撮作品まで幅広い作品を手がけてきた小中和哉。突飛な設定に説得力を持たせる演出手腕はもちろん、巧みな映像テクニックを使って感動的に盛り上げている。(作品資料より)

