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generation 働いてはいけない会社とは?

 こんな不景気な時代、“危ない会社”にしがみついていても、明るい未来はない。企業の信用調査などを行う東京商工リサーチ・情報部の友田信男氏に、“危ない会社”かどうかを見分けるポイントを解説してもらった。

【本社エントランスが無駄に豪華】

 会社経営と、エントランス・事務所・調度品などは無関係。
「昨今の厳しい経営環境の下では、経費削減も経営の大きなファクターです」
 見栄っ張りは、収益構造と経営センスに問題アリ。

【本業と関係ない事業が多い】

 今や大企業も経営合理化を進めるご時世。
「本業に関係ない事業や、規模に比べ関連会社が多いと資金流出を招くだけでなく、無駄なコストが収益をむしばむことに」
 壮大な事業計画まで口に出すようになると、末期症状だ。

【採算を度外視したたたき売りをしている】

 商品の優越性や市場拡大で売り上げが伸びているなら問題ない。
「しかし採算度外視のたたき売りや、支店増・店舗増による“見せかけの拡大”の可能性も。売り上げ増に見合う収益増があるか確認を」
 収入が少ないのに派手に消費していれば、破たんするのは火を見るよりも明らかだ。

【仕事以外の公職や活動に熱心】

 中小企業の社長は自分を過大評価し、得てして公職や名誉職を欲しがるもの。
「しかし、意外に会社の資金支出を伴うことが多く、中途半端な企業では支え切れないのが実情」
 社長が「自叙伝を出したい」なんて言ったら、逃げるが身のため。

【秘密裏の会議が増えた】

「急に秘密裏の会議が増えたり、弁護士や会計士などの頻繁な出入りは、経営の重大な問題や取引先とのトラブルなども考えられます」
 取引銀行からの電話の急増、知らない顔ぶれの増加、不審人物の出入りなどはイエローカード。

【社長の“家庭不和”のうわさが流れる】

 仕事熱心な経営者ほど、家庭がおろそかになりがち。
「家庭不和などプライベートな問題は表面化しにくいだけに、顔色や態度で見抜くしかないでしょう……」
 持ち帰り仕事、過酷な残業、個人のお金の持ち出し……etc.と、プライベートを犠牲にする会社では、人生まで犠牲になる。

【イメージ先行型の社名変更をした】

「旧L社→K社、旧Gグループ→R社など、不祥事があった会社は社名変更して心機一転、再出発をはかるケースも」
 くれぐれも“整形美人”にはご注意を。

【求人広告の内容が事実と違う】

 定期募集でなく、従業員をいつも募集している場合は要チェック。
「社員が定着できない要因があるはず。特に給料や労働時間、休暇などの条件が募集時と違う場合、その原因を把握することが必要」
 社員が離れていく会社は、もはや風前のともしび。

【賃金カットや給与支払いが遅れる】

「これらは、経営不振企業の最後で最大の行動です」
 ドロ舟じゃ沈没するのがオチ。給与支払いの遅延はレッドカードだ。

【経理担当者やCFOが退職した】

 経営の資金繰りを知り得る要人の動向はチェック。
「経理担当者や幹部社員の退職は、粉飾決算の重圧や金融機関・取引先との交渉の気苦労を嫌気した場合も」
 CFO(最高財務責任者)が突然退職したら、一目散に逃げるべし!

 思い当たるフシがあるなら、今すぐ身の振り方を考えたほうがいいかもしれない。

文●横山 薫

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