newlife 新人必見、はじめての宴会幹事
上司や先輩から、仕事以外の業務も頼まれることの多い新入社員。飲み会の幹事もその一つだ。宴会幹事というのは企画力、予算やスケジュールの管理や危機管理まで、ビジネスのエッセンスを凝縮した部内プロジェクター。
社会人としての基礎能力をアピールするこのチャンスに、「お、コイツやるじゃん」と思われるポイントをつかんでおきたい。パーティーグッズ専門店で、総合宴会応援サイト「幹事さんのツボ」を運営するフリーダム株式会社の加藤さんに伺った。
アラフォー先輩、アラ還上司も満足の店選び
まず、会の目的を把握し、人数や予算などの基本事項を整理するのは当然のこと、もてなしの演出力を見せるにはお店選びが重要になる。写真や文字情報だけで「おいしそう」と安直に決めず、知人やネットの口コミをチェック。そして実際に足を運び、場所と雰囲気を確かめること。これからの季節、ブーツを履く女性が増えると、靴を脱ぐ店は嫌がられる可能性が高いので注意しておきたい。
「部内に40代前後の社員が多い場合は、まず店内が静かであること。若いグループの多いにぎやか過ぎる店は好まれません。お酒の席でも仕事の話が出るのが当然と考えておくべき。また、年配の上司に喜ばれるのは、“粋”を感じるお店。若い世代と話をしたい人、みんなが盛り上がっているのを傍観したい人など、会での姿勢はさまざまなので、お互いが無理なく交流できるシチュエーションを選びましょう。ほかにも焼酎好きが多いなど参加者の特徴も考慮しておくとベストです」(加藤さん)
ゲームや出し物は、エイジレスな内容を
幅広い年齢層が集まる会社の飲み会では、タレントのモノマネなどは世代によって分からない場合も。ビンゴやくじ引き、ボウリング大会など、参加者全員が楽しめる定番のイベントを用意するのがベター。景品に力を入れれば、より盛り上がるはずだ。
イベントはだらだらっと始めるのではなく、効果音を取り入れるなどして参加者の視線を集めること。司会進行を担当する場合は、派手なネクタイなどを恥ずかしがらずに「さりげなく」取り入れれば、「何か面白いことやってくれそう」と周りの期待が高まるのでオススメだ。
明朗会計! スマートな会計法
そして幹事を任されたなら、会費の清算まできっちりと責任をもって行うこと。
「会社の予算や個人会費を使用する飲み会では、使途不明金のうわさなど立てられないことが基本です。何にどれだけ支払ったかの明細と領収書を、会の責任者へなるべく早めに提出しましょう」(加藤さん)
学生気分はNG! 会社の飲み会で気をつけること
店の予約はインターネットだけで済まさず、前日までに電話確認をして、予約トラブルを未然に防ごう。会が始まってからは、お酒が飲めない人への無理強いはもってのほか、悪口を言ったり騒ぎすぎたりと場の空気が読めないのもNG。また、もし参加者がグラスやお皿などを誤って破損してしまった場合は、隠さずに必ず申し出ること。嘔吐してしまった場合なども、できるだけ誠意をもって片付けをし、幹事が店におわびをする。
こうした対応や小さな気配りが、店側との今後の付き合いや、会社の評判の良し悪しにもつながるからだ。「会社の飲み会=社員の姿」とキモに銘じて、大役を成し遂げよう。
文●斉藤由美(エフスタイル)




