social 中田ヒデのTAKE ACTION、2009年の活動内容は?
TAKE ACTIONは、中田英寿氏が立ち上げた社会貢献活動だ。「サッカー人」だからこそできることで、社会や世界を活性化させようとキャンペーンやプロジェクトをおこなっている。2年目に入った活動について話を聞いた。
今年はサッカーで日本を元気にする
「2009年は、日本を元気に! がテーマです」と話すのは、TAKE ACTION FOUNDATIONの広報担当者。引退後もサッカーにかかわり続けたい元プロ選手たちが、地方の担い手たちと共に、地域の活性化に一肌脱ぐのだという。
1年目の2008年は、世界の往年のスーパースターによるフットボールマッチなどと併せて、災害支援や感染症対策へのチャリティもおこなった。「サッカーをきっかけに世界のことを考える」きっかけの創出ができた。
「またやりたい」をずっと続けられる仕組み
この試合後、観客からの反響も大きかったが、参加した選手たちからも「大観衆の前でプレーするのは純粋に楽しい。またやりたい」という声があがった。かかわる人みんなが楽しめる、継続的な活動の必要性を感じ、実行委員会を一般財団化した。
そうして始まったのが、地域の盛り上げに寄与するプロジェクト「LIFE AFTER FOOTBALL」だ。活動の担い手は、元プロ選手をメンバーとするTAKE ACTION F.C.。彼らはエキシビションマッチやサッカークリニックに、要請があれば出向く。試合の入場料の一部は、アジアやアフリカの子どもたちへのサッカーボールを使った支援活動に充てられる、というものだ。
この4月にも甲府でエキシビションマッチが行われ、早速アフリカでのボール配布プロジェクトが動き始めた。次回の「LIFE AFTER FOOTBALL」は、夏のうちに開催できるよう調整を進めているという。「活動は国内では前例のないことの連続で、思いがけない出来事にたくさん遭遇します。苦労もアクションしたから見えてきたいい経験ですよね」と広報担当者は笑う。ヒデ流の社会貢献活動は、経験を糧に少しずつ進化しているようだ。
文●加藤順子




