newlife 印象は表情が作る。デキる新人の表情とは
入社して2カ月がたち、仕事を任され始める新人も多いだろう。そんなとき、上司や先輩に「こいつは仕事がデキるな」と思わせたいもの。そのためにはどんな表情が効果的だろうか? 国際パフォーマンス研究所代表で「一瞬の表情で人を見抜く法」などの著書を持つ、佐藤綾子氏にお話を伺った。
1分間に28秒以上、表情を動かす
「表情筋は自分の意思で動かすことができるので、“デキる”と思われたいならば“デキる人の顔”をすればいいのです」と佐藤氏。その秘訣は、表情筋の動き、とくに目の動きにあるという。「表情筋が動かない状態を『ニュートラル』と呼びます。この時間が長いほど、いわゆる“表情が乏しい人”に。ビジネスシーンでは、“鈍い、頭の回転が遅い”という印象を与えてしまいます」(同)。そうならないためには、自分自身や相手の喜怒哀楽を察知する感性の鋭さと、変化に富んだ表情が必要に。「1分間の対話中に28秒以上、相手の感情や話に合わせ“楽しい顔”や“驚いた顔”ができると、“あなたの話を聞いていますよ、理解していますよ”というサインになります」(同)。
その際、目の回りの眼輪筋をいかに動かすかがポイントで、とくに、まぶたを持ち上げる上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)がよく動くと、やる気があるというアピールにつながるのだとか。またアイコンタクトも重要で、「しっかり目を開いて真正面から相手と向き合う姿勢を保つこと。相手をにらみつけないよう口角をキュっとあげること。これが効果的なアイコンタクトです」(同)
商談やプレゼンに効果的な“デキる”動作
さらに、表情のほかに“デキる”と思わせる動作も教えていただいた。「たとえば“3”という数字を発しながら3本の指を立てる『例示動作』、“大きな・小さな、右から左へ”など言葉に合わせて手を広げたり動かしたりする『補助動作』は、話の内容を強化し、相手に伝わりやすくなるので積極的に取り入れて。緊張のあまり髪や鼻をしきりに触ったり、身体の重心がふらつくのは、相手にとって不快な『ノイズ』になるのでやめましょう」(同)。
また同氏は「第一印象は2秒で決まる」と著書に記している。「顔はもっとも大切なポータブルメッセージ。面接やプレゼンでは、席についてから顔を作る人がいますが、相手はドアを開けた瞬間から絶えずこちらの表情を見ています。プレゼンなどが終わった後も安堵で表情を緩めず、引き締めておきましょう」(同)。
デキるビジネスパーソンを目指すなら、自室に戻るまでは誰に見られているか分からない、という認識を常に心がけておこう。
文●皆川ゆみ(エフスタイル)




