newlife 初任給から始める投資術
終身雇用・年功序列はとうの昔に崩壊。「100年に一度」と言われるほどの危機の真っ只中の今、“ベースアップ0時代”が到来し、将来の安定的な給料UPも期待できないし、いつクビになるかもわからない。となると、投資で給料を少しでも増やしたいのが人情というもの。そこで、月刊投資情報誌『ネットマネー』を発行する廣済堂あかつき・ネットマネー編集部に聞いた。
リスクに応じた商品選びを
「まずは安全に運用する“ローリスク・ローリターン”型か、高い収益を目指す“ハイリスク・ハイリターン”型のどちらかで、投資スタイルは変わってきます。日経平均株価などに連動する『ETF』(上場投資信託)や、『投資信託』などは比較的“ローリスク”型と言えます。一つの会社の株だけを買うと、大きく儲かることがあるかもしれませんが、反対に大きく損するかもしれません。ところが、ETFや投資信託は、いくつかの銘柄に“分散投資”をしているため、リスクを低く抑えることができるのです」
1個の卵を一つのカゴに入れていると、落としたとき卵が割れてしまう。しかし、10個の卵を10個のカゴに分けていれば、たとえ1個の卵を落としてしまっても他の卵は無事なように、分散することは投資の世界でもリスクを減らす効果があると考えられている。
貯蓄から投資の時代へ。まずはしっかり勉強を
「投資信託などよりハイリスクなものには、個別の株式や、世界各国の通貨に投資する『FX』(外国為替証拠金取引)などがあります。特にFXは、レバレッジを利かせることで資金の何倍もの取引が可能となり、利益を大きくすることができますが、その逆に損失も大きくなるので注意が必要です」
2008年の日経平均株価が約42%下落したが、株やFXは元本が保証されず、資金が減ってしまうことだってありえる。まずは商品の仕組みとお金のマネジメントをしっかり学びたい。「投資から貯蓄」が叫ばれるご時世、自分に合ったスタンスで投資を始めるにはいい時期かもしれない。
『ネットマネー』:廣済堂あかつき株式会社が発行する月刊マネー誌。グラフや写真はカラフルで大きくて読みやすく、独自の切り口の特集が人気。編集部員が更新するブログも必見。文●影山 薫




