international 「FOREVER 21(フォーエバー 21)」の原宿直営1号店オープン
今日本は、「ファストファッション」ブームだ。その一つである『H&M』が昨年、日本上陸を果たし話題になったことは記憶に新しい。その『H&M』の原宿店の隣に、今度はアメリカ・LA発の『FOREVER 21(フォーエバー 21)』日本1号店がオープン。このブランドの魅力を、ファッションジャーナリストの宮田理江さんに伺った。
「永遠の21歳に」。セクシー&キュートなセレカジ服
ブランドの始まりは、1984年にLAで韓国系のチャン夫妻が設立した、カジュアルファッションのチェーン店。当初は『FASHION 21』という店名だったが、店の拡大に合わせ「人生で最も輝く21歳のココロを永遠に持ち続ける人々のために」という想いを込め、現在の店名に変更したという。「アイテムは、LAセレブ風のセクシーでキュートなものが豊富です。明るくポップな雰囲気なので、休日の遊び着にピッタリ。海外では主にトレンドに敏感なティーンや若い女性に人気ですが、最近はエイジレス化が進んだおかげで、幅広い層に受けているようです。NYやカナダの店舗では、親子で購入している方たちを見かけましたよ」(宮田さん)。
全身1万円コーデが実現。その“爆安”の秘密は
そんな『FOREVER 21』の特徴は、冒頭で述べた「ファストファッション」であること。これは、そのシーズンのトレンドをタイムリーに商品化・生産し、自社ショップにて低価格で販売するアパレルビジネスのことで、飲食業界の「ファストフード」をもじったもの。現在は『H&M』の他、スペイン発の『ZARA』やロンドン発の『TOPSHOP』などが人気だ。しかし『FOREVER 21』は、これらのブランドと異なる点があるという。「『H&M』や『TOPSHOP』などは、自社専属のデザイナーが企画した商品を、自社あるいは長期契約の工場で生産するという“SPA”業態を採用しています。一方『FOREVER21』は、外部のアパレルメーカーに自社向けの商品を生産してもらい、それらを仕入れて販売するという“OEM”業態。これにより生産コストや人件費が抑えられるため、『H&M』の2/3ほどという爆安価格が実現するのです」(同)。トップスは1,000~3,000円台、ワンピースやボトムスも3,000円台からそろい、バッグやアクセサリーを含めても1万円で全身コーディネートが可能。この不景気な時代でも、ファッションを思い切り楽しめるのがうれしい。
今後は新宿、渋谷、銀座に順次オープン予定。この『FOREVER 21』がヒットすれば、アメリカから日本未上陸のカジュアルブランドが続々と進出してくるかも。ぜひ期待したい。
文●皆川夕美(エフスタイル)




