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generation 人間関係に悩む20代を救うNLPって何ですか?

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 上の世代から、人との関わりが苦手だと指摘されがちな20代。実際、職場で上司との会話が噛み合わず、悩んでいる人も多いのでは。人間関係の改善に役立つと注目を集めるNLPは、悩める20代を救うのだろうか? NLPのスキルを学ぶセミナーを開くNLP研究所のトレーナー堀口さんにお話を伺った。

NLPとは?

 NLPとは、1970年代、リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーが心理学と言語学をもとに体系化した人間のコミュニケーションに関する新しい学問。二人は、ゲシュタルト療法のパールズ、家族療法のサティア、催眠療法のエリクソンという、当時のアメリカの3人の天才的セラピストが用いた治療法を研究し、患者とのコミュニケーションなどに共通点を見出した。その原理をモデル化して創りあげたのが、Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)、すなわちNLPである。

 NLPは、ベトナム帰還兵の心の問題などで成果を示し、アメリカのセラピストに広まった。その後、教育、スポーツ、ビジネスでも活用され、有名スポーツ選手もNLPを取り入れて成果を出しているという。「人は五感(視覚、聴覚と、嗅覚・味覚・触覚の体感覚)を通して、外の情報を脳にインプットしていますが、その際に脳内で言葉によるラベル付けを行っています。この仕組みを神経言語プログラミングと呼びますが、過去の経験のプログラミングが思いこみとなり、もう痛い思いをしないよう行動のストッパーとなっている場合があります。それをはずして自由な自己表現を可能にするのが、NLPのスキルを学ぶ大きな目的です」と同堀口さんは語る。

人間関係を円滑にするNLPのスキル

 NLPのスキルは、人間関係を円滑にし、信頼関係(ラポール)を構築するために研究されたもの。明日から使えそうな代表的なスキルを紹介すると、

 1)相手の言ったことをそのまま返す「バックトラッキング」
 2)鏡のように相手の動作を真似る「ミラーリング」
 3)相手の呼吸、話し方のスピード、声のトーンに合わせる「ペーシング」
がある。

 この3つのスキル、自分は「相手をしっかり受けとめている」という信号を送るためのもの。

 何だか今日は機嫌が悪い上司。取引先の悪口をぶつぶつ言っている。雲行きが怪しくなりこっちにも火の粉が飛んできそう……なんてときに、一番良くないのは意外にも「落ち着かそうと低めのトーンで、まあまあとなだめること」と堀口さん。「ほんっと、頭来ちゃいますね!」と「ペーシング」で怒っている相手のトーンにまず合わせ、「バックトラッキング」で「へえ、○○○なんですね」と相手の言葉の全部または一部を返しながら、だんだん声のトーンを落として相手を誘導する。合間にさりげなく「ミラーリング」で腕組みするなど、相手の動作を真似できるとなお効果的だ。

 もちろん面白がって大げさに相手の動作を真似て、上司の怒りを買っても当方は関知しないが、20代があらためて人間関係を学ぶには、NLPは、最適な教材かもしれない。

文●渡辺聡美(エフスタイル)

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