digital 破られにくく忘れにくいパスワードの作り方
日々ネットを利用していると、パスワードの数は増えるばかり。第三者に見破られるリスクは避けたいが、自分で覚えていられないのも困りもの。安全かつ管理が楽なパスワードを作るには、どうしたらいいのだろうか?
文字種を組み合わせて、できるだけ長くする
「ノートン」シリーズなどセキュリティ対策ソフトを販売するシマンテック広報によると、安全なパスワードを作るコツは以下の通り。
・大文字、小文字、記号、数値を組み合わせる
・長さは必ず8文字以上にする(文字数が多くなるほど、推測されにくくなる)
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・できるだけ意味がなくてランダムな文字列にする
自分の誕生日など簡単にわかる個人情報をそのまま使わないのはもちろんのこと、映画や車、芸能人の名前などをはじめ、あらゆる実在する単語をそのまま使うことは避けるべき。さらには、それらの略称や逆に並べたものも簡単に見破られる可能性があり危険だという。
とはいえ、意味のない文字にすればするほど、自分でも覚えていられなくなる。何か良い方法はないものか。同社広報のオススメは、「お気に入りの歌やことわざの一節を選択し、各単語の1文字目を取り出してパスワードの基礎にする」という方法。たとえば「猿も木から落ちる」なら各文節の頭文字をとった「sko」に、大文字小文字、数字、記号を混ぜて「Sko0824@」などとするのだ。つまり、自分だけがわかるルールを作ることがポイントとなる。
パスワード管理を助けてくれる便利モノ
マイクロソフトでは、サイト上でパスワードの強度をチェックできるサービス「パスワードチェッカー」を公開している。登録は不要で無料ですぐ利用できるので、一度試してみるといいだろう。ちなみに、筆者が普段使っているパスワードは「中」だったが、上で作成した例「Sko0824@」は「強」と判定された。
パスワード管理の心得として、サイトごとに違うもの使い、かつ定期的に変更するとよいと言われる。実行するのはかなり面倒だが、せめてネット銀行など重要度の高いサイトと、メールアドレスしか登録しない会員サイトとではパスワードを使い分けるぐらいはしておきたい。
登録サイトが多い人は、パスワード管理ソフトを利用するのも一案だ。たとえば、「ロボフォーム」というソフトでは、サイトごとにIDとパスワードを自動保存でき、次回からはそのページを開くたびにワンクリックで入力できる。無作為のパスワードを自動作成する機能もある。これならサイトごとに違うパスワードを使ったり、頻繁に変えたりしても面倒がない。ただし、この場合、IDとパスワードのバックアップは必ずしておくこと。自分で入力しないと記憶に残らないため、いざこのソフトを使えなくなったとき、ログインできずに困ることになる。
シマンテック広報によれば、「パスワードを作成するときは、独創性を働かせて楽しんで作ってください」とのこと。趣味はパスワード作りと言えるほどになれば、安全と快適性が両立できるのかも。
「ロボフォーム」:http://www.roboform.com/jp/
永井祐子(エフスタイル)



