Amazon.co.jp ウィジェット
  1. COBS ONLINE トップ
  2. 時事・ニュース
  3. COBSトレンドサプリ
  4. 教科書で教わる歴史が変わるのはなぜ?

social 教科書で教わる歴史が変わるのはなぜ?

Check 楽天SocialNewsに投稿!  

 「日本最大の前方後円墳は?」と聞かれて、「仁徳天皇陵」と自信満々に答えた人は要注意。今の教科書では「大山古墳(または大仙陵古墳)」が正解だ。このように日本史の教科書はずいぶん変わっているらしい。昔習った知識を信じ込んでいると、思わぬ所で恥をかくかも?

歴史の解釈は変わるもの

 同じような例は他にもたくさんある。たとえば、「いい国作ろう」で覚えた鎌倉幕府の成立年は、1192年ではなく1185年と記載する教科書もある。4~7世紀に朝鮮半島に存在した「百済」は「くだら」ではなく「ペクチェ」だし、日本最古の鋳造貨幣は「和同開珎」ではなく「富本銭」だ。

 「教科書に載っていることは正しい」と誰もが信じていたはず。それが時代と共に変わってしまうのは、いったいなぜなのだろうか。今年8月に出版された『いつのまにか変わっている地理・歴史の教科書』によると、その理由は大きく4つに分けられるという。

1.新たな発見などによる事実の変更
2.学会などでの表記変更を受けての名称の変更
3.学会などでも諸説ある中での記述の変更
4.表記に対する読みの変更

 上の例で言えば、「天皇陵名」ではなく「古墳名」の表記を採用した「仁徳天皇陵」は2、どの出来事を幕府の成立とみなすかの解釈が分かれる鎌倉幕府の設立年は3、現地語読みを採用した「百済」は4、より古い貨幣が流通していたことが発見された「和同開珎」は1の理由による。

 歴史というのは、さまざまな史料を分析して過去の出来事を推測するもの。歴史研究という学問が続いている以上、新たな史料が見つかったり、新しい研究結果が発表されたりして、それまで「おそらくこうであろう」と定説になっていたことがひっくり返るのは、よくあることなのだ。

 歴史の知識で年がバレる?

 教科書の内容は、原則4年に1度の改訂が行われるたびに少しずつ変わってきている。つまり、「教科書でどう教わったか」によって、その人の年代が分かるのだ。

 同書の著者である加藤ジェームズさんが「そんなジェネレーションギャップを楽しんでほしい」という意図で書いたこの本は、40代~50代からの反響が大きいそうだ。意外だったのは、海外在留邦人に好評だったこと。
「長く日本を離れている方が、最近の日本の学習内容を知るのは面白いとのことでした。海外で暮らすお子様に日本の社会科を教えるのにも役立っているようです」

 日本に住んでいても、最近の教科書の内容を知る機会はあまりない。昔習ったことをよく覚えている人もそうでない人も、これを機会に「最新の常識」でおさらいしてみては?

文●永井祐子(エフスタイル)

コメント&トラックバック

【PR】

« セキュリティ意識が高い会社で、ヤクルトはどうやって販売しているの? | メイン | プリスクールが増えてます。 »

注目



イベント

COBSメンバー登録

メンバー登録すると様々な特典を受けられます。

新規会員登録の方
メンバー登録&特典
COBS会員の方
登録情報変更
退会

COBS ONLINE デイリーランキング

編集部オススメ

  1. COBS ONLINE トップ
  2. 時事・ニュース
  3. COBSトレンドサプリ
  4. 教科書で教わる歴史が変わるのはなぜ?
姉妹サイト